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「敦煌莫高窟壁画第254窟 北壁 シビ王本生(北魏)」(右)大友 美輪

ページID:475646054

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( 平成14年度 163.4cm × 65.5cm )

壁画について(北魏 439-534)常々善行を好むシビ王の心を試すため、帝釈天が鷹となり、鳩を追って王の前に現れる。王は鳩を救うために自身の足の肉を割いてゆくが、要求された量に足りず、ついには鷹に全身を与えようとする、シビ王割肉の場面。上方に鳩を追う鷹。右には悲しむ眷属が描かれ、左の人物は秤で鳩と王を計量している。王の後方にはこの行為を讃嘆供養する諸衆が描かれ、画面は王を中心にピラミッド型に構成され、主題を強調している。
制作者の紹介1964 年高知県生まれ
1986 年武蔵野美術短期大学グラフィクデザイン科卒業
2001 年東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
2003 年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画修了
主な展示会2002 年第1回「cade」(ギャラリー昴)(同 '03)
2003 年新人「日本画家」8人展(沼津西武)
受賞歴2001 年守谷育英会美術奨励賞推薦(同 '02)
2005 年第18回上野の森美術館 日本の自然を描く展 上位入選