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東叡開山慈眼大師伝記

ページID:392832007

更新日:2024年2月26日

春性院
令和4年登載

 東叡開山慈眼大師伝記は、東叡山寛永寺を開山した、慈眼大師天海の事跡を記した一代記です。妙心寺141世東源慧等が慶安3年(1650)に執筆しました。天海の誕生から、得度と遊学、関東天台の諸寺院の再興、徳川家康・秀忠・家光の三代にわたる帰依、家康の供養と祭祀、東照社の造営と各地への勧請、東叡山寛永寺の創設などの事跡、寛永20年(1643)の遷化と葬儀・埋葬の様子、大師号の勅諡までを編年体で記しています。 
 天海の生涯を記した伝記は、『東叡開山慈眼大師伝記』、『武州東叡山開山慈眼大師伝』(万治2年(1659))、『東叡山開山慈眼大師縁起』(延宝7年(1679))の三種が知られており、それぞれ記者の名を冠して、東源伝、諶泰伝、胤海伝と通称されます。東源伝は諶泰がまとめた草稿をもとに東源慧等が執筆したものです。天海の伝記としては最も古く、また多くの写本が伝存しています。
 東叡開山慈眼大師伝記は、慈眼大師天海の事跡を記した伝記の中で、最も早い成立です。天海の事跡を物語る確実な史料が限られる中で、天海生前から関係した人々によってまとめられた伝記は、貴重な史料です。また春性院蔵の本伝記は、大正5年(1916)に『慈眼大師全集』が編纂された折に、『東叡開山慈眼大師伝記』の底本に選ばれたことからも明らかなように、原本が失われた現在、多くの写本の中でも良質なもののひとつです。


東叡開山慈眼大師伝記(表紙・二冊並)


東叡開山慈眼大師伝記(上巻・内題)

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