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平成27年第2回区議会定例会区長所信表明

更新:2015年6月2日

はじめに

 平成27年第2回区議会定例会の開会に当たり、今後の区政運営の基本的な考え方について、私の所信を申し上げ、区議会及び区民の皆様のご理解、ご協力を賜りたいと存じます。

 人情豊かな「歴史と文化のまち」台東区は今、大きな躍進を遂げるための重要な出発点に立っております。
 5年後に迫った2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会は、「世界一の都市・東京」の実現に向けて、本区がその中心となり、大きく飛躍するチャンスであります。
 国際文化観光都市を標榜する本区といたしましては、この大会に向けて、国内外からの来街者を受け入れるための、都市基盤の充実や一層の国際化の推進を図る必要があります。
 また、「本物に会えるまち」としての魅力発信といった施策を積極的に展開し、日本のショーウインドウとしての役割も果たしていかなければなりません。
 さらに、2020年東京大会をゴールとするのではなく、オリンピック後の本区のあるべき姿を今からしっかりと見据え、様々な施策に着実に取り組むことにより、その成果である有形・無形のレガシーを、区の将来を担う子供達に残していかなくてはならないと考えております。
 一方で、少子高齢化や経済のグローバル化の急速な進行が、中小企業が多くを占める本区の産業に今後も大きな影響を及ぼしていくことが懸念されます。
 また、首都直下地震への備えや、医療と介護の一体的な改革といった国の制度改正への対応など、これまでの取り組みの一層の充実や見直しも求められております。
 将来にわたり区民の誰もが誇りを持ち、安心して暮せるまちであり続けるためには、山積する課題に国や東京都としっかり連携して対応し、活力ある都市として、さらなる成長と発展を遂げていかなければなりません。
 私は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、「歴史と文化のまち」台東区の多彩な魅力で、世界中の人々を惹きつけ、誰もが憧れる活力ある都市として、本区のさらなる飛躍を目指してまいります。
 そして、オリンピック・パラリンピックレガシーを後世に残し、区民の誰もが誇りを持ち、安心して暮らし続けることができる、「躍進台東 新しい台東区」を実現してまいります。
 私は、この実現に向けて、次の5つの考え方を柱に施策を展開してまいります。

区政運営における5つの考え方

元気な地域産業と商店街の創造について

 第1に、「元気な地域産業と商店街の創造」でございます。

 本区では、製造業や卸・小売業など、多様な地域産業やにぎわいのある商店街により、まちの活性化が図られてまいりました。
 しかしながら、未だ多くの事業者が経営上の課題として、「売上高の停滞・減少」を挙げており、景気の回復に向けた中小企業対策は、区政として取り組むべき重要な課題の一つであります。
 そのため、中小企業の経営基盤の強化や企業力の向上を図り、経営革新を促進するための施策に取り組んでまいります。
 また、創業・起業の支援や、次代の産業を担う人材の育成など、本区のもつ産業集積の魅力を、向上させるための施策を展開してまいります。
 さらに、意欲ある商店街による、地域活性化に向けた取り組みを支援してまいります。

快適で安全・安心なまちの創造について

 第2に、「快適で安全・安心なまちの創造」でございます。

 区民の生命と財産を守るためには、災害に強く、安全・安心なまちづくりに取り組んでいく必要があります。
 そのため、燃えにくく、燃え広がらない、倒れにくいまちを実現するための施策を展開するとともに、地域防犯力の向上を図り、都市生活の安全性を高めてまいります。
 また、高齢者や障害者をはじめとした、全ての人々に優しいまちづくりを進め、区民及び来街者の利便性を高める、都市基盤の整備を進めてまいります。
 さらに、花や緑、水辺に囲まれた環境を整備・保全し、都市機能と調和のとれた、潤いのある快適な都市空間を創出するための施策を展開してまいります。

人情あふれる福祉と健やかな暮らしの創造について

 第3に、「人情あふれる福祉と健やかな暮らしの創造」でございます。

 住み慣れた地域で、互いに支えあい、いつまでも自分らしく健康に暮らし続けられることは、すべての区民の願いであり、その実現のための健康・福祉施策を展開してまいります。
 また、各世代において、心と体の健康を保持・増進するとともに、必要な医療を誰もが安心して受けることができる、地域医療体制の充実を図ってまいります。
 特に、地域包括ケアシステムの構築を目指して、高齢者のための医療・介護・住まいなどの各サービスを充実させ、一体的に提供してまいります。
 また、障害者サービスにつきましては、多様なニーズに対応するための相談支援体制や在宅サービスなどを充実し、安心して地域生活を送ることができる環境整備を進めてまいります。

家庭の絆を大切に、子供の豊かな未来の創造について

 第4に、「家庭の絆を大切に、子供の豊かな未来の創造」でございます。

 子供は、将来の国を担う宝であり、未来の力であります。
 次の社会を担う子供たちが健やかに生まれ、育つ環境を整えることが、区の活力の維持・向上にもつながってまいります。
 そのため、区民が安心して子供を生み育てることができるよう、保育サービスをはじめとする子育て支援の拡充に向けた施策を展開してまいります。
 教育につきましては、家庭の絆を大切にする心を育む、教育改革に取り組んでまいります。生きる力の基礎を培う就学前教育を、教育・保育施設において、より一層推進するとともに、知・徳・体の調和がとれ、本区の歴史・文化に誇りをもち、地域社会を愛し、発展に貢献できる児童・生徒を育成するための施策を進めてまいります。

歴史と文化が薫る、魅力ある国際文化観光都市の創造について

 第5に、「歴史と文化が薫る、魅力ある国際文化観光都市の創造」でございます。

 本区は、史跡・芸術・芸能など、多彩で粋な文化と豊かな観光資源を有しております。本区が引き続き、日本を代表する国際文化観光都市として輝き続けるためには、こうした地域特性を活かして、まちの魅力の一層の向上を図っていく必要があります。
 そのため、歴史的な遺産をはじめとした多種多様な文化資源を保存・継承し、活用するための施策を展開してまいります。
 2020年東京大会に向けて、まずは、外国人を含む多様な来街者を受け入れていくための環境整備を進めてまいります。
 また、新たな観光資源の発掘に努め、本区の多彩な魅力を広く国内外に発信し、さらなる誘客を促進するとともに、来街者の回遊性を向上させて、まちのにぎわいを創出するための施策に取り組んでまいります。

補正予算について

 次に、補正予算についてでございます。

 本定例会の補正予算につきましては、「躍進台東 新しい台東区」を築き上げるために、5つの考え方に基づき早急に取り組まなければならない経費を計上しております。
 それでは、私の思いを込めた、今回の補正予算における主な事業について申し上げます。

元気な地域産業と商店街の創造に関する経費について

 第1に、「元気な地域産業と商店街の創造」に関する経費について申し上げます。

 私は、区内中小企業などの経営上の課題にきめ細かに対応していくために、東京都中小企業振興公社などの中小企業経営支援機関と、本年3月に連携協定を締結し、総合的かつワンストップで中小企業を支援できる体制を構築いたしました。
 このような取り組みは、他区に先駆けた先進的な施策であります。
 さらに、これから申し上げる各事業につきましても、本区の産業振興に大きく寄与するものと確信いたしております。
 まず、「(仮称)台東区産業フェアの開催」についてでございます。
 ものづくりのまち台東区ブランドを内外に発信するために、地場産業団体などと協力し、来年度の開催に向けて準備を進めてまいります。
 次に、「産業振興プラン改定のための実態調査」についてでございます。
 来年度の産業振興プランの改定に向けて、区の産業の現状や課題を整理するとともに、地域のニーズなどを的確に把握していくために、実態調査を実施いたします。
 次に、「安全・安心対応型商店街活性化支援」についてでございます。
 老朽化したアーケードや街路灯の撤去、防犯・災害支援拠点の整備など、商店街による防犯・防災に対する取り組みを支援し、安全・安心な商店街の整備を進めてまいります。
 次に、「女性のための就労支援」についてでございます。
 結婚や出産、介護などの事情により、一度離職した女性を対象としたビジネスマナー講座などの就労支援事業を実施し、高い就労意欲を持つ女性の潜在的労働力を掘り起こし、地域での再就職を促進してまいります。

快適で安全・安心なまちの創造に関する経費について

 第2に、「快適で安全・安心なまちの創造」に関する経費について申し上げます。

 まず、「観光バス対策」についてでございます。
 2020年東京大会までに、浅草地域の観光バス路上駐車や混雑緩和などの課題を解決するために、昨年度に実施した調査結果を踏まえ、浅草地域における観光バス対策の基本計画策定に向けて取り組んでまいります。
 次に、「初期消火体制の強化」についてでございます。
 各避難所への配備に加え、災害時の危険性が高い地域へ消火資器材の配備を充実し、火災発生の初期段階での消火体制の強化を図ってまいります。
 次に、「マンション共用部分バリアフリー化支援」についてでございます。
 高齢者や障害者をはじめとする区民の安全で円滑な移動をサポートするために、マンション共用部分のバリアフリー改修に要する費用を助成し、バリアフリー化を促進してまいります。
 次に、「空き家活用モデル実施」についてでございます。
 空き家を、子育て世帯向けの賃貸住宅に供するための改修工事に対して、経費の一部を助成し、子育て世帯が安全に安心して暮らせる優良な賃貸住宅を充実してまいります。
 次に、「自転車安全利用促進」についてでございます。
 本定例会では、自転車安全利用促進条例案を提出しております。この条例は、交通ルールの習得や自転車の点検整備の実施といった自転車利用者が守るべき事項や、区・事業者・利用者といった関係者の役割を明らかにすることを目的としております。
 この目的の実現に向けて、賠償責任保険加入及び点検整備を促進するための助成事業や、条例を周知するための啓発事業を実施し、安全で適正な自転車利用を促進してまいります。
 次に、「緑と水辺を活かす隅田公園づくり」についてでございます。
 隅田公園の山谷堀広場を整備し、多目的利用の推進や区北部方面への回遊性向上を図るとともに、防災機能を付加して、災害時の活動拠点として活用してまいります。

人情あふれる福祉と健やかな暮らしの創造に関する経費について

 第3に、「人情あふれる福祉と健やかな暮らしの創造」に関する経費について申し上げます。

 まず、「がん検診受診率向上対策」についてでございます。
 がんによる死亡率減少に向けて、早期発見のための検診の必要性についてPRを強化し、区民のがん検診受診率の向上を図ってまいります。
 次に、「デング熱対策の強化」についてでございます。
 デング熱の感染防止に向けた、早期の対応を図るために、蚊の防除対策の強化や生息調査を実施し、区民への適切な情報提供に努めてまいります。
 次に、「身体障害者の医療的ケア支援」についてでございます。
 医療的ケアが必要な障害者が、ショートステイの利用ができるよう事業者を支援し、障害者の家族の介護負担の軽減を図ってまいります。
 次に、「障害者施設整備助成」についてでございます。
 民間事業者による、生活介護施設や就労継続支援事業所の整備に対して助成を行い、障害者の日中活動の場や福祉的就労の場の整備を促進してまいります。

家庭の絆を大切に、子供の豊かな未来の創造に関する経費について

 第4に、「家庭の絆を大切に、子供の豊かな未来の創造」に関する経費について申し上げます。

 まず、「私立幼稚園保護者補助」についてでございます。
 幼児教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う大切な時期に行われる教育で、非常に重要なものであると考えております。
 特に、私立幼稚園は、区立幼稚園とともに本区における幼児教育の中核的な存在として、大きな役割を果たしております。
 そのため、私立幼稚園の保育料に対する助成を拡大し、保護者の経済的負担の軽減と、私立幼稚園教育の一層の振興を図ってまいります。
 次に、「認可保育所の誘致」についてでございます。
 近年の就学前児童人口の増加などを背景として、保育需要はこれまで以上に急速に高まっております。そのため、当初の整備数に加え、新たに認可保育所を誘致し、早期の待機児童解消に取り組んでまいります。
 次に、「通学路防犯設備整備」についてでございます。
 小学校全校の通学路に防犯カメラを設置し、学校と地域が連携して行う登下校時の見守り活動を補完するとともに、通学路における児童の安全確保を強化してまいります。
 次に、「中学校体育館エアコン整備」についてでございます。
 中学校全校の体育館に、順次、エアコンを整備し、生徒のスポーツ活動時の熱中症予防への配慮や、スポーツ環境の向上を図ってまいります。
 今年度は、御徒町台東、浅草、駒形の3中学校にエアコンを整備してまいります。
 次に、「アスリートから学ぶLet's Enjoy スポーツ」についてでございます。
 オリンピアンやパラリンピアンなどのアスリートを招き、区民がオリンピック・パラリンピック競技に親しむ機会を提供し、区民のスポーツに対する関心を高めてまいります。

歴史と文化が薫る、魅力ある国際文化観光都市の創造に関する経費について

 第5に、「歴史と文化が薫る、魅力ある国際文化観光都市の創造」に関する経費について申し上げます。

 まず「世界遺産登録推進」についてでございます。
 本区には、先人たちが大切に守り、育み、現代に引き継がれてきた歴史的な遺産や伝統芸能など、多彩な文化資源が存在しております。
 世界的な建築家ル・コルビュジエが設計した国立西洋美術館も、その貴重な文化資源であり、世界遺産として将来へ引き継ぐべきものと考えております。
 これまで、地域や区議会の皆様と一丸となって国立西洋美術館の世界遺産登録に取り組んでまいりましたが、いよいよ来年6月には登録の可否が決定されます。
 これまでの努力を結実させるためにも、私は地元自治体の長として活動の先頭に立ち、国や東京都、フランス大使館などの関係機関と連携しながら、今後より一層、推進活動に取り組んでまいります。
 次に、「文化施設の活用」についてでございます。
 区民をはじめ、より多くの方々に、本区ゆかりの文化に親しんでいただけるよう、下町風俗資料館、一葉記念館、朝倉彫塑館、書道博物館の「各館毎の年間パスポート」や「施設間の相互割引制度」を導入いたします。
 次に、「ムスリム旅行者の受入促進」についてでございます。
 近年、ムスリム人口の多い東南アジアからの観光客が増加していることから、区内の飲食店などに対して、ハラール認証取得費用の一部を助成し、ムスリム旅行者が安心して快適に滞在できる受入環境整備を促進してまいります。
 次に、「インフォメーションボード整備」についてでございます。
 国や東京都の基準に則した外国語表記の統一や、災害発生時に帰宅困難者を適切に誘導するために必要な表記を加えるなど、インフォメーションボードの表示内容の見直しを行い、国内外から訪れる観光客の利便性向上を図ってまいります。
 以上が、5つの考え方に基づいて、私が編成した主な補正予算事業でございます。

行政計画の策定について

 次に、「行政計画の策定」について申し上げます。

 私は、本年3月に、今後10年間の区の方向性を定めた長期総合計画を策定いたしました。
 新たな行政計画では、長期総合計画で掲げている、産業、防災、福祉、教育、文化など、各分野における個別課題や、私の区政運営における5つの考え方を踏まえ、今後3年間で重点的、優先的に取り組む必要がある事業をお示ししております。
 また、2020年東京大会を見据えて取り組む事業を、オリンピック・パラリンピック関連事業として位置づけ、大会後のレガシーに繋げていくための事業も積極的に盛り込んでおります。
 私は、国や東京都と連携しながら、これら計画事業を着実に実行し、「躍進台東 新しい台東区」の実現を図ってまいります。

大規模用地の活用について

 次に、「大規模用地の活用」について申し上げます。

 現在、活用の検討を進めている「旧東京北部小包集中局跡地」は、約1万平方メートルと、本区において最大の用地でございます。
 また、「旧坂本小学校跡地」は、鉄道駅からの距離も近く、大変恵まれた立地条件となっております。
 これらをはじめとした区内の大規模用地は、いずれもその活用により、地域のまちづくりの核となり、にぎわいを生み出すことができる、大変魅力的な用地であると認識しております。
 そのため、大規模用地の活用方法につきましては、積極的に検討を進め、区の考え方を主体的に取りまとめてまいります。

教育大綱の策定について

 最後に、「教育大綱」の策定について申し上げます。

 教育委員会との連携をさらに深めるために設置した総合教育会議において、他区に先駆けて教育大綱を策定いたしました。
 教育政策の大方針である、この教育大綱におきましては、本区の特色でもある豊かな歴史と文化の尊重をはじめ、自他の尊重や社会を生き抜く力の育成、家庭や地域社会の絆の重視などを掲げております。
 私は、この教育大綱により、本区の教育施策がさらに充実し、将来の区を担うひとづくりが、一層推進できるものと確信しております。

おわりに

 以上、平成27年第2回区議会定例会の開会にあたり、私の所信を申し述べてまいりました。
 なお、本定例会には平成27年度台東区一般会計補正予算(第2回)ほか14件の議案を提出いたしております。よろしくご審議の上、いずれも可決賜りますようお願い申し上げます。
 以上をもって、私の発言を終わらせていただきます。
 ご清聴有難うございました。

(注 本文は口述筆記ではないため、表現その他若干の相違があります。)

服部区長
服部区長

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