「令和元年度一般会計補正予算(第3回)」等を可決

主な事業をお知らせします

日本堤子ども家庭支援センターの改修工事
 昨年の重大な児童虐待事件を受けて、国が定めた「児童虐待防止対策体制総合強化プラン」の中では、区市町村における相談支援体制の強化が謳われており、専門相談員の増員が必要となっています。そのため、日本堤子ども家庭支援センターにおいて、執務スペースなどの拡張やプレイルームの設置を行い、児童相談業務を専門的に実施するための相談環境を整備します。

旧東京北部小包集中局跡地活用に係る基本計画の策定
 地域産業の集積、増加する来訪者などの地域特性や、地域価値の最大化、回遊性の向上などの課題を踏まえた北部地区のまちづくりを推進するため、拠点となる旧東京北部小包集中局跡地の活用に係る基本計画を策定します。


「天皇陛下御即位に伴う賀詞奉呈について」

 9月19日開会の本会議で、議員提出議案として「天皇陛下御即位に伴う賀詞奉呈について」が提出されました。
 これを受けて、議会はただちに10名の委員で構成する賀詞文起草委員会を設置し、賀詞文の起草にあたらせ、文案を可決しました。
 賀詞文は、本会議終了後、宮内庁へ奉呈いたしました。

賀詞
 天皇陛下におかせられましては、風薫るよき日に、御即位されましたことは誠に慶賀に堪えないところであります。
 天皇皇后両陛下の益々の御清祥と、令和の時代の末永き弥栄をお祈り申し上げます。
 ここに台東区議会は、謹んで慶祝の意を表します。
  令和元年9月19日
   東京都台東区議会議長 石塚猛


決算特別委員会

 9月10日開会の本会議で、平成30年度一般会計及び特別会計の決算報告が区長から提出されました。
 これを受けて、議会はただちに16名の委員で構成する決算特別委員会を設置し、8日間にわたり審議しました。
 10月21日には総括質問を行い、採決の結果、いずれの会計も認定すべきものと決定しました。
 10月28日開会の本会議では、決算特別委員会委員長から、委員会での審議経過や結果の報告があり、反対者からの少数意見報告の後、委員会の決定どおり認定されました。

 

決算特別委員会委員
委員長 和泉浩司、副委員長 河野純之佐、委員 岡田勇一郎、鈴木純、中嶋恵、田中宏篤、山口銀次郎、石川義弘、森喜美子、松尾伸子、青鹿公男、村上浩一郎、水島道徳、小坂義久、本目さよ、秋間洋


平成30年度決算の概要

会計名 歳入決算額 歳出決算額
一般会計 102,764,799,812円 98,869,464,813円
国民健康保険事業会計 24,017,741,356円 23,196,092,637円
後期高齢者医療会計 4,952,551,101円 4,780,474,677円
介護保険会計 16,023,317,878円 15,731,575,520円
老人保健施設会計 119,158,480円 119,158,480円
病院施設会計 365,610,576円 365,610,576円
合計 148,243,179,203円 143,062,376,703円


10,000円の使われ方
(平成30年度一般会計歳出決算額を1万円に換算して目的別に表したものです)

民生費 3,542円
高齢者や児童、障害のある方、生活に困っている方への給付のために
教育費 2,291円
学校・保育園等の整備・運営や生涯学習の振興のために
総務費 1,077円
災害時の対策、区民館等の運営、選挙などのために
衛生費 835円
健康づくりや環境の保全・清掃事業のために
土木費 712円
まちづくりの推進や道路・公園の整備のために
産業経済費 331円
地域産業の振興や消費者保護のために
文化観光費 184円
文化・観光の振興のために
その他 1,028円
国民健康保険、特別区債の償還、区議会の運営などのために

民生費3,542円の中身
お年寄りや障害のある方のために 1,034円
次世代を担う子供たちのために 445円
生活に困窮している人のために 2,054円
将来の年金のために 8円
災害にあわれた方のために 1円

教育費2,291円の中身
学校教育の充実のために 152円
小学校の運営のために 650円
中学校の運営のために 97円
校外施設の運営のために 10円
幼稚園の運営のために 80円
保育園の運営のために 990円
こども園の運営のために 110円
生涯学習の振興や図書館の運営のために 156円
生涯スポーツの振興のために 46円

総務費1,077円の中身
企画や広報、情報システムなどの区の庶務的事務のために 782円
災害対策のために 103円
税金を納めていただくために 49円
戸籍や住民票、印鑑登録のために 58円
選挙のために 13円
いろいろな統計調査のために 2円
区民のための施設の運営のために 64円
区の事務をチェックしてもらうために 6円

衛生費835円の中身
地域医療の充実や健康づくりのために 99円
保健所の運営のために 151円
健康増進や母子保健のために 222円
快適な生活環境のために 36円
清掃事業やリサイクルの推進のために 327円

土木費712円の中身
快適な自転車利用の推進のために 126円
道路や街路灯の維持管理のために 228円
河川の維持管理のために 1円
快適な公園の改良・整備のために 117円
建築に関する相談のために 23円
地域特性を活かしたまちづくりのために 137円
良好な住まいのために 80円

産業経済費331円の中身
中小企業の支援のために 331円

文化観光費184円の中身
文化振興のために 130円
観光振興のために 54円

その他1,028円の中身
国民健康保険、介護保険、特別区債の償還、区議会の運営などのために 1,028円