新年特集号

区議会からのお知らせ

新年のごあいさつは、本紙上をもって代えさせていただきます。
(議員の年賀状など時候のあいさつ状は、公職選挙法により禁止されています。)


新年のご挨拶 台東区議会議長 石塚猛

 新年、あけましておめでとうございます。
 年頭にあたり、台東区議会を代表いたしまして、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 区民の皆様には、日頃より区議会の活動に対しまして多くのご支援とご協力を賜り、心より感謝を申し上げます。
 昨年5月には、新天皇のご即位に伴い、令和の時代が幕を開けました。新しい時代の到来に、身が引き締まる思いであります。
 アジアで初めて開催されたラグビーワールドカップ日本大会では、「ワンチーム」のスローガンを掲げた日本代表が、史上初めてベスト8へと進出する快挙を達成し、多くの国民に勇気と感動を与えるとともに、日本のおもてなしの心を世界に発信する素晴らしい機会となりました。
 また、リチウムイオン電池の開発の功績により、吉野彰氏がノーベル化学賞を受賞されるなど喜ばしい話題もありました。
 その一方で、令和元年8月豪雨や、過去最強クラスで上陸した相次ぐ台風により大規模河川氾濫や土砂崩れなどの自然災害が発生し、改めて想定外の災害に対する危機管理体制の充実に向けた取り組みの重要性を認識した年でもありました。
 本区においては、約42年ぶりに人口が20万人を超えましたが、待機児童問題の解消や高齢者・障害者福祉施策、そして首都直下地震等の防災・減災対策への取り組みなど喫緊の課題が山積しております。
 更には、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を間近に控え、世界の注目が東京に注がれております。
 このような状況の中、区では昨年、区政運営の最高指針である台東区基本構想に掲げた「世界に輝く ひと まち たいとう」の将来像実現を図るため、長期総合計画と行政計画が策定されました。  
 私ども台東区議会は、昨年の区議会議員選挙により、新たな議会体制がスタートいたしましたが、計画の目標達成に向け、各施策が確実に実行されるよう、議員一人ひとりが議会の使命と責任を十分に自覚し、より充実した議会審議を重ね、行政に対するチェック機能を果たしてまいります。
 本年も変わらぬご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
 結びに、区民の皆様にとりまして、希望に満ちた輝かしい年であるとともに、更なる飛躍の年となりますことをお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。