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江戸指物

更新:2010年10月29日

大淵浩蔵
平成2年度指定(同5年認定解除)

 指物とは、釘を使わずに木と木を組み合わせて作る家具・調度類をいいます。江戸指物は、江戸時代初期に京都の指物技術が江戸に伝来し、江戸の人々の好みに応じた指物が作られたことに始まります。江戸指物の特徴は、淡泊な木目に渋味をもつ漆塗りを施し、タテ・ヨコの線を基礎とする直線の美しさを表現する点にあります。粋を好む江戸っ子が生み出したものといえましょう。

大淵浩蔵氏は、明治34年山形県酒田市の生まれ。大正5年に上京して、当時の下谷区竹町の指物職人後藤金蔵に弟子入りし、以来70数年にわたって、台東区内で江戸指物の製作に従事していました。

大淵さんの作る指物は、和家具全般はもちろん、仏壇・茶道具にまで及びました。工程上、木組みと漆塗りはとくに重要な作業です。木組みは、木と木の接合部分が互いに噛み合うように彫り込んで、組み立てる作業です。木組みには、多くの種類があり、互いの木を一分の狂いもなく加工しなければなりません。

また、漆は木を組む前に、隅々にまで塗ります。木製家具は、気候の変化によって伸縮するので、組み立てた後に漆を塗ると、湿気などで膨張した際、接合部分の木地が露出します。接合前に漆を塗る理由は、これを防ぐためで、こうした気遣いの中に職人気質の一端が窺えます。

 さらに、漆は木目を引き立て、全体に渋味を与えるために塗るものですから、ムラが生じたり、濃厚に塗って木目を殺してはならず、高度な技術を必要とします。

大正末期頃、現台東区南部付近には100人近い指物職人がいたそうですが、後には減少してしまいました。大淵さんは、その高度な技術をもつ数少ない指物職人のおひとりでした。

 大淵浩蔵さんは平成5年3月5日にお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈りします。

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