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わが国や外国で実際に発生している主な動物由来感染症

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更新日:2022年1月14日

ズーノーシス(動物由来感染症)

動物(無症状)から人(重症)の場合も!

人と動物の共通感染症(ズーノーシス)のうち、動物から人に感染する病気を総称して「動物由来感染症」といいます。
動物(ペット)が動物由来感染症の病原体に感染しても無症状なことがあるため、知らないうちに飼い主が感染してしまう場合があります。ペットの定期検診を受けるなど、日常の健康管理に注意し、ペットの病気を早めに見つけましょう。
また、ペットが病気と診断された場合、人にうつる可能性があるか否かを獣医師に確認しましょう。

かかりつけの動物病院で、まず相談!

動物由来感染症から身を守り、ペットを家族の一員として仲良く暮らすためには、予防に関する正しい知識が必要です。
ペットのかかりつけ動物病院を持ち、飼い方・病気の予防やワクチン接種など、いつでも相談できる関係づくりが大切です。

体に不調を感じたら早めに受診を!

動物由来感染症に感染しても、風邪やインフルエンザ・ ありふれた皮膚病などに似た症状がでる場合が多く、病気の発見が遅れがちです。特に、子どもや高齢者は感染しやすいので要注意です。医療機関を受診する際は、ペットの飼育状況についても医師に話しましょう。

わが国や外国で実際に発生している主な動物由来感染症

ペット動物

予防ポイント:節度あるふれあい

  
動物種 主な感染症
パスツレラ症、皮膚糸状菌症、回虫症、狂犬病
ネコ 猫ひっかき病、トキソプラズマ症、回虫症、Q熱、狂犬病
小鳥 オウム病
観賞魚・カメ等 サルモネラ症

※脚注1 わが国で病原体がいまだ、もしくは長期間発見されていない病気です

野生動物

予防ポイント:病気について不明なことも多いので、一般家庭での飼育は控えるべき

動物種 主な感染症
プレーリードック ペスト、野兎病
リス ペスト、ハンタウイルス、肺症候群、野兎病、狂犬病
アライグマ 狂犬病、アライグマ回虫症
コウモリ 狂犬病、リッサウイルス感染症、ニパウイルス感染症、ヘンドラウイルス感染症
キツネ エキノコックス症、狂犬病
サル Bウイルス病、細菌性赤痢、結核
ハト・カラス オウム病、ウエストナイル脳炎(蚊が媒介)
ネズミ レプトスピラ症、ハンタウイルス肺症候群、腎症候性出血熱

※脚注1 わが国で病原体がいまだ、もしくは長期間発見されていない病気です

家畜

予防ポイント:適切な衛生管理

動物種 主な感染症
ウシ等 Q熱、クリプトスポリジウム症、腸管出血性大腸菌

※脚注1 わが国で病原体がいまだ、もしくは長期間発見されていない病気です

お問い合わせ

台東保健所 生活衛生課愛護動物管理担当

電話:03-3847-9437

ファクス:03-3841-4325

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