区有施設における杭施工データの一部流用について
更新:2016年1月7日
台東区では、建築物における杭工事に関する報道を受けて、過去10年間に杭を施工した7件の区有施設について独自に調査を行いました。
国土交通省の指示により「コンクリートパイル建設技術協会(業界団体)」が自主点検した対象物件に該当するものはありませんでしたが、
区の調査の結果、上記7件のうち1件で既製コンクリート杭の施工報告書において電流計データの流用があることが判明しました。
1 杭施工データの一部流用があった区有施設
(1)施設名 一葉記念館
(2)所在地 台東区竜泉3丁目18番4号
(3)施設概要 鉄筋コンクリート造 地上3階、地下1階建て
敷地面積 293.52平方メートル 延べ面積 861.04平方メートル
2 施工会社及び工期について
施工会社(元請) 三ツ目建設株式会社
工期 平成17年6月27日〜平成18年7月31日
杭工事 (下請) 前田製管株式会社
杭工事期間 平成17年8月29日〜9月27日
3 流用があった理由
全43本の杭のうち3本について、電流計の作動確認ミス及び紙詰まりにより電流計データの確認ができず、他の杭データの一部を流用したとのことでした。
4 安全性の確認
本建物については、区職員による現場調査を実施し、不同沈下や亀裂が無いことを確認しており、安全性に問題は無いと判断しています。
データ流用のあった杭の支持層までの到達については、設計図書や設計時点でのボーリング調査の結果を踏まえ、隣接する杭が支持層に到達していることと当該杭の施工記録から、支持地盤に達していると判断しています。
また、杭先端部の根固め用のセメントミルクについては、設計量と同量が注入されていることを納品書で確認しており、区職員が現場に立ち会った記録写真もあり、全ての杭が適切に施工されていることを確認しています。
お問い合わせ
施設課 庶務担当・保全担当
電話:03-5246-1351




