台東区立隅田公園サクラ再生計画『百年先も桜の名所に』　樹勢回復に向けた若返り剪定で落としたサクラの花芽がついた枝を無料配布します

　台東区立隅田公園サクラ再生計画の一環で「若返り剪定」を行ったサクラの枝を無料配布します。日当たりの良い窓辺などで水に差しておくだけで一足早いお花見が楽しめます。
　サクラ再生計画を多くの方に広く知っていただき、隅田公園のサクラを大切に守り、百年先の世代も楽しめる桜の名所であるようにみんなで取り組んでいきましょう。

平成31年2月25日（月曜日）9時開始　先着100名程度（なくなり次第終了）

• 平日のみ9時から17時

公園管理事務所　隅田公園内言問橋西詰
（台東区花川戸2丁目1番13号）

　隅田公園は江戸時代から知られる桜の名所です。開花時期には毎年多くの花見客でにぎわう桜堤と隅田川の流れが織りなす風景は、東京の春を代表する風景になっています。
　現在、台東区側園内にあるサクラの多くが樹齢40年を過ぎたソメイヨシノで、樹勢の衰えがみられるものも増えてきました。

　隅田公園が桜の名所であり続けるために、平成28年に樹勢診断を行い、サクラ再生計画を策定しました。
　現在は施肥や土壌灌注など生育環境の改善と、古くなった枝を剪定し、新しい元気な枝を伸ばす「若返り剪定」を行っています。
　昔から「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言われていますが、適切に管理することで花がたくさん咲くようになり、現在の樹形をそのまま活かした風格あるサクラが保全されていきます。