9月24日(日)~30日(土)は結核予防週間です

 結核は過去の病気と思われがちですが、現在でも、都内では年間約1,400人、台東区内では年間約40人の方が新たに結核を発病しています。台東区は、全国や都と比較して結核り患率が高い状況です。

 結核り患率(平成28年から令和3年のり患率の推移)(出典:(公財)結核予防会結核研究所 結核対策活動評価図2021)

平成28年 平成29年 平成30年 令和1年 令和2年 令和3年
台東区 39.5 33.1 41.8 25.9 21.4 19.1
17.2 16.1 14.3 13.0 11.3 10.2
13.9 13.3 12.3 11.5 10.1 9.2

※結核り患率とは、1年間に発症した患者数を人口10万対率であらわしたものです。

●症状 風邪に似た症状で始まることが多く、咳、たん、発熱、身体のだるさ等の症状が2週間以上続くときは、注意が必要です。

●感染経路 結核の患者が咳などをした時に結核菌が飛散し、それを周りの方が吸い込むことで感染、発病します。誰もがかかる可能性のある病気です。

●予防・早期発見のための4つのポイント 早期発見・治療のために、日頃から下記のことに気を付けましょう。
①症状がなくても、年に1回は、健康診断等で胸部レントゲン検査を受けましょう。
②咳やたんの症状が2週間以上続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
③免疫力を保つために、日頃からバランスの良い食事をとり、規則正しい生活を心がけましょう。
④赤ちゃんは、BCG予防接種で結核の重症化予防をしましょう。
 生後5~8か月の間に接種するのがお勧めです。

問合せ 台東保健所保健予防課
TEL (3847)9476


健(検)診を受けましょう

 「健康には自信があるから」「痛くなったら病院に行くから」「忙しいから」と、先延ばしにしていませんか?
 一般の健診は1万円前後(もしくはそれ以上)費用がかかりますが、区の健診はどれも無料です。また、1つの健診でかかる時間はほんの1時間程度で、土曜日に受診できる医療機関もあります。
 悪い病気ほど、初期の段階では自覚症状が現れないことが多くあります。
 「去年受けておけばよかった…」とならないために、“今”、受診しましょう。
詳しくはこちらhttps://www.city.taito.lg.jp/kenkohukusi/kenko/kenkoshinsa/index.html

台東区の健(検)診

20歳以上の区民

子宮頸がん 2年に1回の定期健診を!

40歳未満の区民

40歳以上の区民

区民健診
年に1回の定期健診を!

総合健康診査※
生活習慣病、メタボ予防に年に1回の定期健診を!

大腸がん 検便(2日分)の簡単な検査

肺がん 胸部レントゲン検査

乳がん マンモグラフィ 2年に1回の定期検査を!

50歳以上の区民

胃がん
バリウムor胃カメラ
2年に1回の定期検査を!

20歳~

40歳~

50歳~

※加入先の医療保険者(健康保険証の発行機関)によっては対象外となります。

▷問合せ 台東保健所保健サービス課 TEL (3847)9481


新型コロナワクチンのお知らせ
令和5年秋開始接種が始まりました

▷対象 生後6か月以上で、初回接種を終了したすべての方
▷接種期間 9月20日(水)~6年3月 (1人1回)※生後6か月~11歳は、10月2日(月)~6年3月
▷使用ワクチン オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン
▷接種間隔 3か月以上
▷費用 無料
▷予約方法
●病院の予約
・インターネット予約(18歳以上の方のみ)
・電話予約 台東区コロナワクチン コールセンター(17歳以下の方はコールセンターのみ受付)
  TEL 03-4332-7912(午前9時~午後6時、土・日曜日・祝日も対応 ※10月1日以降、平日のみ対応)
●区内診療所の予約 各診療所に直接お問い合わせください。
令和5年秋開始接種
https://www.city.taito.lg.jp/kenkohukusi/kenkokikikanrieisei/kansensho/kansenshoyobo/
           c19vaccine/sessyunituite/5aki.html

予約はこちらhttps://vaccine-taitocity.jp/

初回接種

▷対象 乳幼児・小児・12歳以上の方
▷接種期間 6年3月31日(日)まで ※お済みでない方はご検討ください。
初回接種について
https://www.city.taito.lg.jp/kenkohukusi/kenkokikikanrieisei/kansensho/kansenshoyobo/
         c19vaccine/sessyunituite/shokai.html

◆接種当日の持ち物(①~③は必須)
 ①接種券 ②あらかじめ記入した予診票 ③本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証等)④母子手帳(11歳以下の子どものみ)
※接種するには接種券が必要です。接種を希望する場合、お手元に接種券が届かない方、台東区に転入された方、令和5年10月以降に生後6か月になる方、又は接種券を紛失された方等は、接種券の発行申請をお願いします。最新の情報は、区ホームページ等をご確認ください。
接種券の発行申請https://www.city.taito.lg.jp/kenkohukusi/kenkokikikanrieisei/kansensho/kansenshoyobo/c19vaccine/
         shitumontokaitou/akisessyuken.html

問合せ ●台東区コロナワクチン 相談専用ダイヤル
 (午前9時~午後6時、土・日曜日・祝日も対応※10月1日以降、平日のみ対応) TEL 03-6834-7410
●厚生労働省新型コロナワクチン コールセンター
 (午前9時~午後9時、土・日曜日・祝日も対応) TEL 0120-761-770

新型コロナウイルス感染症 発熱等の症状がある場合の対応について

まずは、抗原検査キットで検査のうえ、症状の軽い方は自宅等で療養し、症状に応じてかかりつけ医に相談してください。
重症化リスクの高い方(高齢者、基礎疾患のある方、妊婦など)や症状の重い方は、かかりつけ医に相談のうえ、受診してください。
※受診する際は、医療機関へ
事前に電話連絡のうえ、受診してください。

《かかりつけ医がいない場合などの相談窓口》  
●台東区 発熱受診相談センター
(月~金曜日 午前9時~午後5時)※祝日を除く
 TEL 03-3847-9402
 FAX 03-3841-4325(耳や言葉の不自由な方向け)
●東京都 新型コロナ相談センター(24時間)
 TEL 0120-670-440
 FAX 03-4510-4515(耳や言葉の不自由な方向け)

後遺症について

新型コロナウイルス感染症の後遺症には、療養期間が終了した後も、何らかの症状が続く場合や
一度、回復した後に新たに何らかの症状が生じる場合など、さまざまなケースがあります。

後遺症は、感染したすべての方に
起こる可能性があります
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後遺症の主な症状
疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、痰、息切れ、
胸痛、脱毛、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ、
嗅覚障害、味覚障害、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、
筋力低下など

後遺症かなと感じたら、
無理な活動は避け、
医療機関等にご相談ください
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区内の相談窓口
区立台東病院 コロナ後遺症相談窓口担当
(月~金曜日 午後2時~4時 ※祝日を除く)
TEL 03-3876-1465

都立病院のコロナ後遺症相談窓口https://www.tmhp.jp/kikou/about/gyoumu/desaster/covid-19/support.html

後遺症対応医療機関マップhttps://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/corona_portal/link/iryokikan.html

後遺症に関するリーフレット( 東京都 作成)https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/corona_portal/link/kouisyou.files/kigyoukouisyouA4.pdf


8面で、池波正太郎コラムを連載中です(毎月20日号)。ぜひご覧ください!