このページの先頭です
このページの本文へ移動

令和3年度台東区長奨励賞受賞作品が決定しました

ページID:401148335

更新日:2022年3月25日

台東区長奨励賞とは

台東区では、東京藝術大学との芸術・文化交流を促進するとともに区の文化の創造と発信を行う目的で、彫刻や工芸・デザインの分野で学ぶ学生の育成・支援を図るため、平成20年度から東京藝術大学の優秀な卒業・修了作品の制作者に「台東区長奨励賞」を授与しています。

令和3年度台東区長奨励賞受賞作品

彫刻科

作品名《unfolding》 作者 齊藤恵里子
【素材】 糸、UVレジン、洋白
【作品に対するコメント】
食材に人の手が加えられて形が変化していく様子にとても魅力を感じています。火や道具を使い、複数の食材を組み合わせて一つの料理にすることは人間だけが行う行為であり、食欲を満たすという目的を越えた人間独自の造形感覚が宿っている行為なのではないでしょうか。また、人間がわざわざ食材を調理することと、彫刻を作ることは似た性質を持っていると考え、この二つを結び付けて作品を作りました。

彫刻科

作品名《天然色の記憶》  作者 水巻映
【素材】 石材(トラバーチーン、アラバスタ、大理石、小松石)、台座(木材)
【作品に対するコメント】
コロナ禍でデジタル化が加速し、物理的な存在が無くなっていく未来を考えると私は少し不安を感じる。
昭和の工業製品は人に寄り添ったデザインであり、機能を有していた。そこには彫刻的な要素が数多く隠れている。
今、美術の視点で見つめ直すことが必要ではないだろうか。

北の玄関口と呼ばれたかつての場所。
石に化けた公衆電話。
あなたには何が見えますか。

工芸科

作品名《景色を運ぶ》  作者 大園恵実
【素材】 銀、銅、七宝
【作品に対するコメント】
擬態する性質によって蝶が景色を取り込み、飛来してその姿を見せてくれたら素敵だと思いました。蝶を見て、色や模様などの特徴から連想した世界の景色と組み合わせ、有線七宝の技法を用いて表現しました。

簡単に遠い場所に足を運べない時期だからこそ、この作品を制作する価値を感じました。全体のグラデーションによる多様性と、それぞれの蝶の個性を楽しんでいただきたいです。

工芸科

作品名《ある英雄の為めの饗膳》  作者 元場葵
【素材】 陶片、陶土
【作品に対するコメント】
制作場所には、歴代の学生達が焼き損じを捨ててきた”モノハラ”がある。土に還ることのない陶片は堆く、屋根をも超える山となっている。
同じ場所で生きていたが存在を知らず、出会うことのなかった人達。品に成ることがなかった陶器の破片。此処には、即物的には結ばれることがなかったものたちが眠っている。それらを架空の場所で出会わせる。バラバラだったモノたちが混ざり合い、新たに蘇生するための舞台。縄文土器、青銅器など、儀式用の器物は装飾性に富んでいる。
装飾-願いや祈りを、執拗なまでに紡ぎ、私達を葬送する為の祭器として、飾り立て捧げる。

デザイン科

作品名《『包む』の文脈》 作者 隆アリア
【素材】 紙、樹脂、布
【作品に対するコメント】
資材削減の流れから、パッケージの物質的価値は低下している。必ずしもものを包まなくてもいい現代のパッケージに必要となる付加価値として、【なぜ包むのか?】【パッケージや中身にはどういった意味があるのか?】という、【ものを包むまでの文脈】が大切になると考えた。この作品では「鉛筆」をテーマに、私の人生での出来事をパッケージに落とし込んだ。同じ鉛筆でも、付加される文脈によって包み方はどう変化するのだろうか。

デザイン科

作品名《記憶の通り道》 作者 吉田友花
【素材】 画用紙
【作品に対するコメント】
息を吸った。私は知っている。
私はこの匂いに出会ったことがある───

本作は匂いの記憶を捉えた絵本作品です。
街中を歩いていてふと流れ込んできた匂いに懐かしくなる、そんな、誰もが一度は経験したことがあるであろう一瞬を切り取りました。
決して目には見えないけれど確かに心が動かされる、匂いと記憶のつながりを1ページごとに想像して頂きたいです。

受賞作品の展示について

受賞作品は、区民の皆様をはじめ多くの方々にご覧いただけるように、上野中央通り地下歩道展示ブースに展示しております。
ぜひ、お立ち寄りください。
 
※地下歩道展示ブースの場所は、こちらの地図でご確認ください。

これまでの受賞作品

これまでの受賞作品は、台東区ヴァーチャル美術館でいつでもご覧いただけます。
(台東区ヴァーチャル美術館はこちらから)
※台東区ヴァーチャル美術館は、台東区長奨励賞受賞作品のほか、台東区長賞受賞作品や法隆寺金堂・敦煌莫高窟の壁画模写作品、台東区立書道博物館所蔵作品などをご紹介しているサイトです。

お問い合わせ

文化振興課連携担当

電話:03-5246-1153

ファクス:03-5246-1515

本文ここまで

サブナビゲーションここから

厳選メニュー

  • 子育て・若者支援
  • 高齢・障害福祉
  • 健康づくり
  • 観光
サブナビゲーションここまで