菊人形の頭作り
ページID:537802381
更新日:2010年10月29日
田口義雄
平成3年度指定(同14年認定解除)
菊人形は、江戸時代末期に巣鴨の植木屋が、 菊細工と、人間そっくりの活人形〈いきにんぎょう〉を組み合わせて、
菊人形は、人形師・菊師・興行主の三者分担作業で成立します。菊師は胴体の骨組みと菊付けを行い、興行主はプロデューサーとして作業に加わります。人形師は人形の手・足・頭を製作し、その特色は、人間そっくりの造形を持ち、数週間に及ぶ屋外展示に耐え得る頭を作るため、手作業で行う
田口義雄氏の祖父、
田口さんは、明治44年1月27日、谷中で生まれ、大正12年、谷中小学校卒業後、国技館に出品していた父を師にして、兄とともに修業しました。毎年、秋になると、菊人形開催地の福島県
田口義雄さんは、平成14年4月15日、お亡くなりになりました。ご冥福をお祈り申し上げます。
田口さん
菊人形の頭(下町風俗資料館蔵)
お問い合わせ
生涯学習課文化財担当(生涯学習センター)
電話:03-5246-5828
ファクス:03-5246-5814
