銅壺作り
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更新日:2016年6月20日
星野 昇
平成4年度指定 (同26年認定解除)
銅壺とは、長火鉢の灰の中に置き、その中に水を入れ暖めて常時湯をわかしておくためのものです。明治時代から戦前まで、家庭の日常生活に欠かせない必需品でした。
はじめ銅壺の形態は、江戸時代後期の随筆によると、火鉢とセットになる調度品としてではなく、つくりつけの銅製の
銅壺は、やかんなどと同じく、金床の上で銅板をたたきながら形を整えていくもので、最後の仕上げとして用いられる技法・
星野昇氏は、大正14年、浅草の銅壺屋・
現在星野氏は、銅壺や火鉢の落としのほか、やかん・きゅうす・鍋などを扱っていますが、銅壺の需要はほとんどなくなり、現在、台東区でただ一人の銅壺作りの職人です。
星野さんは平成26年4月13日にお亡くなりになりました。ご冥福をお祈り申し上げます。
銅壺を製作中の星野さん
完成した銅壺
やかん
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