竹の皮作り
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更新日:2010年11月2日
金子泰夫
平成3年度指定(同11年認定解除)
かつて、竹の皮は食品包装の主流を占めていました。その用途は、米飯類・魚・味噌・煮豆・佃煮・寿司・食肉や飴・羊羹などにも及び、日本人の庶民生活には欠くことのできない必需品だったようです。
竹の皮の加工は、江戸末期以後、専門の職人が手掛けてきました。材料は、
金子泰夫さんの家は、曾祖父以来四代、百数十年にわたり、台東区内で竹の皮作りを家業としてきました。泰夫さんは、大正10年の生まれ。16歳頃から、竹の皮作りに従事され、主に浅草一帯の食料品店に卸してきました。金子さんは、竹の皮作りを体現できる全国でも数少ない職人さんの一人であり、台東区民の日常生活にも関わり深い人物です。
金子泰夫さんは、平成11年2月2日お亡くなりになりました。ご冥福をお祈り申し上げます。
金子泰夫さん
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