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護国院版木 附 印章等

ページID:656813161

更新日:2019年7月31日

護国院
平成29年3月登載

 護国院は天台宗に属する寺院で、寛永寺の子院の一です。安置される大黒天は人々の信仰をあつめ、谷中七福神のひとつとしても知られます。
 当院には、近世後期から近代にかかる、護国院蔵板の版木111面及び印章五印矩いんく(捺印時に使用する道具)1点が保存されています。
 本版木は大きく、(1)札類6種27面(九重守ここのえまもり・紅葉守(3種)、大般若経札、名号札など、安政3年~近代)、(2)絵像類4種5面(釈迦三尊像、主夜神しゅやしん像、毘沙門天像、七福神像など、近代)、(3)縁起類3種3面、(4)経典・典籍類4種69面(千手観自在念誦私記、東照宮御消息、起信論法相・同図説、来迎和讃)、(5)その他9種9面(うち2面は縁起類の裏面を使用)に分けられます。
 とりわけ(1)の札類のうち「九重守」は「紅葉守」とも呼ばれる巻子状の長大な護符で、3種の版木が、それぞれ専用に誂えた版木箱に保存されています。いずれも江戸時代に開版されたもので、識語や箱書きから、その由緒を知ることができます。
 護国院版木は、江戸時代後期から近代までの絵像類や札類等、当寺への信仰に関わるものだけでなく、寺院の運営等に関わる資料も含まれています。また歴代の住職によって、幅広い関心から集められたものもあるようです。
 関東大震災や戦災等で多くの文献資料を失った台東区にとって、江戸の庶民の信仰を知る上でも貴重な資料です。

お問い合わせ

生涯学習課文化財担当(生涯学習センター)

電話:03-5246-5828

ファクス:03-5246-5814

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