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銅鐘(宗林寺)

ページID:422877425

更新日:2018年3月25日

宗林寺
平成28年3月登載

 宗林寺は妙祐山と号する日蓮宗寺院で、はじめは駿府(静岡県静岡市)の地に、斎藤宗林を開基、玄龍院日辰を開山として創建されたようです。天正年間(1573~1592)に江戸昌平橋外(千代田区)に移り、後に上野東寺町に移転、さらに元禄14年(1701)に当地へ転じたと伝えられます(『御府内寺社備考』)。
 本銅鐘は、銘文によると宝暦4年(1754)、当寺十四世日道(?~1766)の代に、宗林寺の鐘として鋳造され、鐘楼堂に懸けられました。
 本鐘を鋳造した鋳物師いもじ鈴木すずき播磨大掾はりまだいじょう藤原ふじわらの定久さだひさは、江戸時代中期中葉に活躍した江戸の鋳物師で、神田に居住していました。定久の作例は、銅鐘、銅常香盤、銅灯篭など8例が知られています。作例からわかる活動期間は、宝暦年中(1751~1764)と短期間でした。とくに、銅鐘は本鐘を含めて5口が知られますが、現存が確認できるのは、わずか2口にとどまっています。このことから、鋳物師鈴木播磨大掾藤原定久を知り、作例を研究する上で、本鐘のもつ重要性は高いといえます。さらに、近世の鋳物師の制作活動や、鋳造技術を知る上でも貴重な遺品です。


宗林寺の銅鐘

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