銅鐘(長昌寺)
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更新日:2010年11月3日
長昌寺
平成9年度登載
長昌寺の銅鐘は、総高147センチメートル。享保5年(1720)に小幡内
また、銅鐘には長昌寺の歴史を刻んでいますが、その中には次のような伝説もあります。
鎌倉時代後期頃、この寺にはすでに銅鐘がありましたが、隅田川の洪水によってこの銅鐘は河中に沈んでしまい、以来銅鐘が水没したあたりを「鐘が淵」と呼んだというものです。こうした伝説を「沈鐘(ちんしょう)伝説」といい、全国各地に語り伝えられています。現在、墨田区に遺る「鐘が淵」との関係はともかく、この銅鐘の銘文は、江戸時代にはこの付近にも「沈鐘伝説」が存在したことを教えてくれます。
長昌寺銅鐘は、江戸時代中期の代表的鋳物師の遺品であるとともに、長昌寺の歴史や沈鐘伝説を刻んでおり、今戸付近の歴史を知る上で貴重な文化財です。
銅鐘
沈鐘伝説などを刻む銘文
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