令和2年度⼀般会計予算等を可決 2年度予算(⼀般会計予算1,037億円)

主な事業をお知らせします。

⼦育て⽀援の充実・教育環境の整備

 ⼦育て⽀援の充実について、産前産後⽀援ヘルパーの業務では、これまで健診や予防接種に限定していた付添いを、多胎児家庭においては公的機関での⼿続きや交流の場への参加に拡充し、外出に伴う負担の軽減を図ります。

 教育環境の整備について、⼩・中学校において、校内に無線LAN環境を構築するとともに、3学級に1学級分のタブレット型パソコンを整備し、アイ・シー・ティー機器を活⽤した授業を展開することで、児童・⽣徒の情報活⽤能⼒の育成を図ります。

災害対策に係る充実
 
近年、⽇本各地で⾃然災害が頻発する中、更なる災害対策の充実を図るため、避難所等にスマートフォン等の充電⽤蓄電池を配備します。
 また、避難⾏動要⽀援者個別⽀援計画の作成について、令和元年度におけるモデル実施の結果を踏まえ、取り組みを本格的に推進します。


予算特別委員会

 2月7日開会の本会議で、令和2年度一般会計及び特別会計の各予算案が区長から提出されました。
 これを受けて、議会はただちに16名の委員で構成する予算特別委員会を設置し、8日間にわたり審議しました。
 3月16日には総括質問を行い、採決の結果、いずれの会計予算も原案どおり可決すべきものと決定しました。
 3月23日開会の本会議では、予算特別委員会委員長から、委員会での審議の経過や結果の報告があり、反対者からの少数意見報告の後、委員会の決定どおり可決されました。

予算特別委員会委員
委員長 水島道徳、副委員長 和泉浩司、委員 岡田勇一郎、鈴木純、中嶋恵、田中宏篤、山口銀次郎、石川義弘、森喜美子、松尾伸子、青鹿公男、村上浩一郎、小坂義久、本目さよ、秋間洋、河野純之佐(委員は議席順)


令和2年度予算の概要

会計別予算の規模

会計名 2年度予算額 元年度予算額 比較  増減率(%)
一般会計 1,037億円 995億円 42億円の増 4.2%の増
国民健康保険事業会計 231億2,800万円 235億8,400万円 4億5,600万円の減 1.9%の減
後期高齢者医療会計 50億5,200万円 48億9,200万円 1億6,000万円の増 3.3%の増
介護保険会計 168億1,000万円 161億7,000万円 6億4,000万円の増 4.0%の増
老人保健施設会計 1億2,940万円 1億3,850万円 910万円の 6.6%の減
病院施設会計 4億8,928万円 4億9,353万円 425万円の減 0.9%の減
合計 1,493億 868万円 1,447億7,803万円 45億3,065万円の増 3.1%の増

 

10,000円の使われ方 令和2年度一般会計当初予算額を1万円に換算して目的別に表したものです。

民生費3,485円
高齢者や児童、障害のある方、生活に困っている方への給付にかかる費用
主な事業:生活保護、障害福祉サービス、多胎児家庭支援、子育て短期支援/養育支援ヘルパー

教育費2,286円
学校・保育園の整備・運営、生涯学習の振興にかかる費用
主な事業:小・中学校ICT教育の推進、放課後子供教室運営、国際理解重点教育

総務費1,341円
災害対策、区民館等の運営にかかる費用
主な事業:避難行動要支援者対策の推進、水・食料・生活必需品の備蓄、浅草公会堂大規模改修

衛生費866円
健康づくり、環境の保全、清掃事業にかかる費用
主な事業:喫煙等マナー向上の推進/公衆喫煙所の整備、産前産後支援ヘルパー、花の心プロジェクト

土木費654円
まちづくりの推進、道路・公園の整備にかかる費用
主な事業:上野地区まちづくり推進、北部地区まちづくり推進、谷中地区まちづくり推進、浅草地区まちづくり検討

産業経済費341円
地域産業の振興、消費者保護にかかる費用
主な事業:雇用・就業支援、中小企業融資

文化観光費166円
文化・観光事業の振興にかかる費用
主な事業:墨田区との連携推進

その他861円
区議会の運営、特別会計への繰出金、特別区債の償還にかかる費用