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台東区の地勢

ページID:676254848

更新日:2015年4月1日

武蔵野台地と下町低地

 台東区の地勢は、武蔵野台地の東端と隅田川を臨む沖積低地、いわゆる下町低地から成り立っています。
 武蔵野台地は、箱根山や富士山の火山灰が降り積もってできた洪積層で、上野台、本郷台、豊島台、淀橋台、目黒台、荏原台、久が原台と連なる高台の総称でもあります。

原始時代の台東区

 一方の下町低地では、利根川や入間川が合流するかつての隅田川が、土砂を運び続けたことにより、川岸では駒形付近が4メートル、浅草寺付近が3メートル、蔵前から千束三丁目までが2メートルと、ゆるやかな微高地となっています。
 このため、内陸部へ海が入り込んでいた原始時代には、上野台は半島、下谷や浅草の一帯は海、待乳山まつちやまと鳥越付近には島が存在していたとされています。

江戸時代の台東区

 台東区内には、谷田川やたがわ忍川しのぶがわといった自然河川のほか、江戸期に造作された水路が張り巡らされていました。
 しかし、関東大震災を契機とした都市化とともに、戦後の焦土処理や道路需要への対応のため、次第にこれらの埋立てや暗渠化が進み、現在では隅田川と神田川だけが、その姿を現しています。

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広報課広報担当

電話:03-5246-1021

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