このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
サイトメニューここまで

本文ここから

企画展関連企画 第4弾 くずし字をなぞってみよう!

更新:2020年11月24日

台東区立中央図書館で所蔵している江戸時代の和古書で、くずし字をなぞり、ぬりえができるシートを作りました。身近な場所のかつての様子を読み解いてみてください。

第4弾(1)絵本江戸土産 八編 根岸御行の松

資料名:絵本江戸土産 八編
作者名:歌川広重(二代)/画
成立年月日:文久元年(1861)仲秋(8月)
資料ID:2019_WA_020

(翻字)
根岸(ねきし) 
御行(おぎやう)
の松(まつ)

根岸(ねぎし)の里(さと)は 
上野(うへの)の北(きた)の
梺(ふもと)にして 風流寛雅(ふうりうくわんが)の
地(ち)なるにより都下(とか)の豪富(がうふ) 
世(よ)を避(さけ)てこゝに隠遯(いんとん)するもの
多(おほ)し。御行(おぎやう)の松(まつ)の辺(ほとり)を時雨(しぐれ)が岡(をか)と 
呼(よび)なしてさせる景地(けいち)にあらざれど
自然(しぜん)の風雅(ふうが)を備へたり。この松(まつ)極(きは)め 
たる故(ゆゑ)こそあらめ幹(みき)に七五三(しめ)をひき
て下(した)に小(ちひ)さき祠(ほこら)あり幾年(いくとせ)をか
歴(ふ)るやらん近辺(きんへん)の松樹(しようじゆ)に突出(とつしゆつ)す

くずし字シートのダウンロード

作者と絵本江戸土産についてご紹介

 江戸の名所を絵で紹介した『絵本江戸土産』は、初編から七編までを初代歌川広重が、十編までを二代広重が描きました。
 初代歌川広重は江戸の定火消同心の子にうまれ、両親を亡くした後、文化8年(1811)歌川豊広に入門し、文政初め頃に画壇に登場し、「東都名所」、「東海道五拾三次」などを刊行しました。『絵本江戸土産』は、広重晩年の大作「江戸名所百景」の下絵にもなったと考えられています。
 二代広重は、初代に入門しその没後、初代の養女と結婚し、安政6年(1859)春頃に二代目となりました。風景画を多く描き、慶応元年(1865)に離縁し、歌川の家を出て以降は横浜へ移り住み、横浜絵と呼ばれる浮世絵を多く描きました。

根岸 御行の松をご紹介

江戸時代から人々に親しまれ、江戸名所図会や広重の錦絵にも描かれた名松で、根岸4丁目の西蔵院不動堂の境内にあります。初代の松は大正時代の終わりに天然記念物の指定を受け、樹齢350年と推定されました。大きく枝を広げ、遠くからもその姿が確認できたそうです。現在の松は平成30年に植えられた4代目。この辺りを時雨が岡といったところから、時雨の松とも呼ばれました。

第4弾(2)絵本江戸土産 五編  摺鉢山

資料名:絵本江戸土産 五編
作者名:歌川広重(初代)/画
成立年月日:刊年不明
資料ID:2018_WA_009

(読み下し)
其四 
山門摺鉢山(さんもんすりばちやま)
花見(はなみ)

其形(そのかたち)に因(よつ)て号(なづ)く 
なるべし。同所
つゞきの岳(をか)なれば
群衆(くんじゆ)は右にいへるがごとし
山門(さんもん)の美麗(びれい) 
いふに及ばず。
吉祥閣(きちしやうかく)といへる 
勅筆(ちよくひつ)の額(がく)あり。その
高(たか)さ数十丈(すうじうじやう)正月七月
十六日彼岸(ひがん)の中日(ちうにち)仏生(ぶつしやう)
会等(ゑとう)に是(これ)を開(ひら)きて
昇堂(しやうだう)せしむ 

くずし字シートのダウンロード

摺鉢山をご紹介

上野公園内、東京文化会館と正岡子規記念球場の間を抜けて、公園管理所の隣に小高い丘があります。この丘は約1500年前の前方後円墳で、全長約70メートル、後円部の直径約40メートル、その形状が摺鉢を伏せた姿に似ているところから名づけられました。古墳時代には東京国立博物館構内にかけて古墳群を形成しており、摺鉢山古墳からは埴輪の破片や須恵器が出土しました。

くずし字を調べたい!

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DCAdobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

お問い合わせ

中央図書館
電話:03-5246-5911  ファクス:03-5246-5914
よくある質問(メールをする前にご確認ください)
メールによるお問い合わせ(メールフォーム)

本文ここまで


台東区立図書館

Copyright © Taito City Library. All Rights Reserved.
フッターここまでこのページのトップに戻る