新年特集号

区議会からのお知らせ
新年のごあいさつは、本紙上をもって代えさせていただきます。
(議員の年賀状など時候のあいさつ状は、公職選挙法により禁止されています。)


新年のご挨拶 台東区議会議長 河野純之佐

 新年、あけましておめでとうございます。
 年頭にあたり、台東区議会を代表いたしまして、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 区民の皆様には、日頃より区議会の活動に対しまして多くのご支援とご協力を賜り、心より感謝を申し上げます。
 昨年は、緩やかな景気の回復基調が継続する中、国においては、働き方改革をはじめ、消費税の増税や外国人労働者の受け入れ拡大等、少子高齢化時代に対応するための、新しい政策が検討されました。
 その一方で、平成30年7月豪雨による水害や大阪北部地震、北海道胆振東部地震などの自然災害が発生し、改めて災害に対する備えの重要性を認識した年でもありました。
 本区は、人口増加と高齢化率の高止まりが続き、待機児童問題の解消や高齢者・障害者福祉施策、そして首都直下地震等の防災・減災対策への取り組みなど喫緊の課題が山積しております。
 更に来年の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を控え、増加する観光客に対応するため、適切な民泊サービスの提供など、受け入れ環境の整備も急務となっております。
 このような状況の中、区は昨年、活力ある都市として更なる成長と発展を遂げていくために、区政運営の最高指針である台東区基本構想を新たに策定し「世界に輝く ひと まち たいとう」を台東区の将来像に掲げました。
 本年は、台東区基本構想に基づく長期総合計画と行政計画が策定されます。私ども台東区議会は、新たな計画の確実な実行に向け、議員が一丸となって積極的に取り組んでまいります。
 また、議会改革の取り組みとして、これまでの委員会審議のインターネット中継にとどまらず、更なる議会運営の効率化を図るために、タブレット端末を活用し、議会における紙の使用削減、迅速な情報伝達を一層推進してまいります。
 本区の人口も20万人を目前に控え、春には、新しい時代の節目を迎えます。
 今後も、区民の皆様の負託に応えるために、議員一人ひとりが議会の使命と責任を十分に自覚し、より充実した議会審議を重ね、行政に対するチェック機能を果たしてまいります。
 本年も変わらぬご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
 結びに、区民の皆様にとりまして、希望に満ちた輝かしい年であるとともに、更なる飛躍の年となりますことをお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。