平成30年度に実施した行政視察
台東区議会では、他の自治体の先進事例等について調査・研究するため、下記のとおり行政視察を実施しました。詳細については、区議会ホームページに掲載している行政視察報告書をご覧ください。
企画総務委員会
11月7日(水)から9日(金)
京都府庁・橿原市・奈良市
○ RPA導入による業務効率化の取り組みについて
○ 八木駅南市有地活用事業について
○ ビッグデータ・オープンデータの活用について
区民文教委員会
11月13日(火)から15日(木)
那覇市・宜野湾市・浦添市
○ 協働によるまちづくりについて
○ 支所の役割・機能について
○ 小学校の外国語活動について
○ 教育の日及び教育月間について
保健福祉委員会
11月14日(水)から16日(金)
徳島県庁・たつの市・大阪府庁
○ 徳島県版「介護助手」について
○ ふくし総合相談窓口について
○ 大阪精神医療センターについて
産業建設委員会
11月5日(月)から7日(水)
二戸市・オガール紫波株式会社・盛岡市
○ 漆産業の振興について
○ オガールプロジェクトについて
○ 歴史的街並み保存活用事業について
文化・観光特別委員会
8月7日(火)から8日(水)
岐阜市・名古屋市
○ 長良川うかいミュージアムについて
○ 観光施策について
交通対策・地区整備特別委員会
7月31日(火)から8月1日(水)
福岡市
○ 都心部における交通混雑対策について
○ 都心部における自転車駐車対策について
予算特別委員会での主な質疑
予算全般
問 2015年9月に国連で採択されたSDGsについて、国や民間において積極的な対応が行われているが、区全体として、どのように取り組んでいくのか。
答 長期総合計画の背景の中に、SDGsを踏まえた区政の推進を明確に打ち出しており、計画にまとめた施策に着実に取り組むことで、SDGsの達成につなげていく。
問 基金の運用について、ゼロ金利政策の中で、運用益の上げ方が大きな問題になっていると考えるが、現在、本区はどのように運用しているのか。
答 1年物の定期預金や国債等に運用している。日銀の低金利政策が続く中、様々な工夫をしながら、できる限り安全・確実を第一に考え、効率的な運用に努めている。
歳入
問 区民館等の利用料金の支払いについて、現在は施設の窓口に出向いて、現金で支払う方法がとられているが、電子決済の検討は、どのような状況にあるか。
答 これまでもクレジットカード等の検討は行ってきたが、キャッシュレス化の導入には、運用面の課題があることから、他自治体等の動向を踏まえ、引き続き検討していく。
歳出
問 災害時の避難所について、地震と水害では避難する場所が異なるが、間違えることのないよう、しっかりした啓発が必要と考える。どのように周知していくのか。
答 31年度に新たに作成するハザードマップ等の中で、地震と水害の際の避難所の違いをわかりやすく明確にしていく。周知方法については、今後検討していく。
問 旧坂本小学校跡地の活用について、現在、どのような検討を進めているのか。
答 東京藝術大学との連携による活用の検討を進めており、大学院映像研究科の移転を視野に入れて協議している。公共施設については、スポーツ施設を検討している。
問 RPA等の導入について、他自治体では、保育園の入園管理などにおける実証実験等が行われているが、本区においては、31年度に検討している取り組みはあるか。
答 RPAの実証実験に向けて、現在、どのような業務が適しているかなど、庁内で調整を行っている。それらを踏まえ、31年度の実証実験に向けた検討を進めている。
問 性的志向、性自認に関する相談しやすい体制の整備や同性パートナーシップに関する条例の速やかな制定をすべきと考えるが、今後どのように取り組んでいくのか。
答 性的志向、性自認に関する取り組みについては、現在、課題の整理を行っており、32年度に改定を予定しているはばたきプラン21を策定する中で検討していく。
問 高齢者人口の急速な増加に伴い、介護人材の不足が見込まれる中、都から対策事業費として補助金が交付されているが、どのように活用していくのか。
答 介護サービス事業者研修や研修受講費用助成等に活用している。介護人材の確保は喫緊の課題であるため、他自治体の取り組みも参考に様々な手段について検討していく。
問 こども療育について、区内に民間事業者が増加する中、今後は民間事業者との連携や役割分担が重要になるものと考えるが、こうした検討は行われているか。
答 民間事業者も含めて、区全体の療育環境を考えていく必要があると認識しており、今後、松が谷福祉会館において児童発達支援センターの整備を行う中で、検討していく。
問 たばこのマナー指導員について、外国人に対して指導を行う場合、どのように対応しているのか。
答 日本語の通じない外国人に対しては、身振りで伝わることもあり、多言語で記載した禁煙を示す啓発品を配布するなどにより、対応している。
問 たいとう観光大使について、観光プロモーションやSNS、インフォメーションボード等において、区をPRしてもらう活動を働きかけてはどうか。
答 SNSを活用した情報発信等を依頼し、数名の方に取り組んでもらっている。観光プロモーション等への協力については、今後、機会を捉えて働きかけていく。
問 産業振興事業団で行っている経営相談について、30年度の状況はどうか。また、31年度はどのように進めていくのか。
答 30年度は前年を上回る実績となっている。31年度は、専門コーディネーターに対しタブレット端末を配備し、即時的な情報提供を行えるよう取り組んでいく。
問 北部地区まちづくりについては、長期総合計画のもと、旧東京北部小包集中局の跡地利用のみならず、周辺地域についても考慮した検討を行うべきではないか。
答 旧東京北部小包集中局の跡地を含む大規模用地の活用推進や、重点的なまちづくりの推進を新たな長期総合計画に掲げ、まちづくりをしっかりと進めていく。
問 近年、単身高齢者が貸主に民間賃貸住宅への入居を断られてしまうという相談が多いが、対応策について検討を行っているのか。
答 高齢者の入居しづらい状況をできるだけ解消するため、本年1月に居住支援協議会を立ち上げた。今後、学識経験者や業界団体等と協議をしながら検討していく。
問 学校園のトイレの洋式化について、整備の目標値を80%としていたが、現在の状況はどうか。また、今後も洋式化を進めていくのか。
答 小中学校と幼稚園全体で68%の整備率である。国が洋式化を進める方向にあることを踏まえ、新たな長期総合計画において目標値を100%に定め、今後も洋式化に取り組んでいく。
区議会からのお知らせ
新聞を購読していない方で区議会だより臨時号を希望する場合は郵送します。
3月17日に区議会議員選挙が行われました。
新しい区議会の構成は、次回発行の臨時号(6月5日頃発行予定)で、詳しくお知らせします。
なお、「たいとう区議会だより」は、町会を通じて各家庭にお届けしていますが、臨時号は、新聞(朝日・読売・毎日・産経・東京・日本経済)の朝刊に折り込んでお届けします。
区内にお住まいの上記の新聞を購読していない方で、郵送を希望される場合は、次の方法により、お申し込みください。
申し込み方法
はがき・電話・FAXのいずれかで、1 「臨時号郵送希望」、2 住所、3 氏名、4 電話番号を、5月31日(金)(必着)までに、下記へご連絡ください。
〒110−8615 台東区東上野4−5−6 台東区役所 区議会事務局 議事調査係
TEL(5246)1473
FAX(5246)1479
議員の辞職
小明議員(日本共産党)は、3月6日付で辞職しました。
CATV議会放送について
第2回定例会(6月4日から6月28日開会予定)における区長所信表明・各会派の代表質問及び一般質問をジェイコム台東【11チャンネル】で録画放送いたします。
放送予定は次のとおりです。ぜひご覧ください。
○区長所信表明・代表質問
6月28日(金)正午から5時【再放送は6月29日(土)の同時間】
○一般質問
7月5日(金)午後1時から5時【再放送は7月6日(土)の同時間】
インターネット議会中継について
議会活動を広く区民の皆さまにお知らせするため、動画配信サービス「ユーチューブ」による委員会の生中継とともに、録画映像も配信しています。
また、一般質問等の録画中継も配信しています。
アドレスは次のとおりです。ぜひご覧ください。
http://www.city.taito.lg.jp/index/kugikai/chuukei.html