「令和4年度一般会計補正予算(第6回)」を可決(令和4年第2回臨時会)

子供の買い物応援による地域経済活性化事業

 新型コロナウイルス感染症による影響の長期化や物価高騰等により、区内事業者は依然として厳しい状況に置かれています。また、子育て世帯においては、家計への負担が増し、次代を担う子供たちへの影響が懸念されています。
 そこで、子育て世帯に対し、区独自にこども商品券を交付することにより、子供の健全な育成を推進するとともに、買い物需要が増大する歳末期に合わせ区内の消費を喚起します。


「令和4年度一般会計補正予算(第7回・第8回・第9回)」等を可決(令和4年第4回定例会)

主な事業をお知らせします。

物価高騰等に対応する緊急支援対策

 国際情勢等の影響による物価高騰などへの支援対策として、これまで区では、区立小中学校の給食で使用する米の支援や、区内保育所等への光熱費・食材費の補助を行うなど、子育て世帯の負担軽減を図ってきましたが、想定を上回る勢いで物価は上昇しており、区として看過できない状況となっています。そのため、区は緊急経済対策として、区立小中学校給食の食材調達の全面支援や保育所等への副食費などの補助、子供食堂事業等を実施している団体への追加支援により、子育て世帯への食の支援を拡充します。


今定例会で決定した意見書

『固定資産税・都市計画税の軽減措置等の継続を求める意見書』

 中小企業者等の経営基盤の支援強化を図るため、固定資産税・都市計画税の軽減措置等を令和5年度以降も継続することを求める意見書を東京都へ提出しました。


政務活動費の公表

台東区議会では、議会改革の取り組みの一環として、政務活動費の会派別収支状況を公表しています

政務活動費とは

 地方自治法や「区議会政務活動費の交付に関する条例」に基づき、区議会議員による区政の調査研究に必要な経費の一部として、議会の会派に対し交付するものです。

政務活動費の使途

 交付された政務活動費は、使途基準に従い必要な経費に限定して支出することができます。 次のような経費に支出することは認められません。
・ 選挙活動、政党活動、私的な活動に係る経費
・ 慶弔、見舞い、餞別等の交際的経費
・ 議員だけが出席する会議に要する経費や専ら飲食のみに要する経費

●令和4年度上期(4月から9月)の会派別収支状況

会派名 自由民主党
8名
たいとう
フロンティア
4月から8月 8名
9月 7名
公明党
5名
つなぐ
プロジェクト
4月から8月 4名
9月 3名
日本共産党
3名
都民
ファーストの会
2名
いぶきの会
9月 2名
未来台東
1名
交付額 6,000,000円 5,875,000円 3,750,000円 2,875,000円 2,250,000円 1,500,000円 250,000円 750,000円
経費項目 研究研修費 研究会や研修会の開催又は参加に要する経費 123,200円 16,310円 0円 600円 12,000円 0円 0円 0円
調査旅費 先進地調査又は現地調査に要する経費 43,200円 1,600円 0円 14,400円 0円 0円 0円 0円
資料作成費 資料の作成に要する経費 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円
資料購入費 図書、資料等の購入に要する経費 146,447円 123,358円 277,628円 32,907円 321,756円 65,019円 930円 31,326円
広報費 調査研究活動、議会活動及び区の政策について区民に報告し、周知するために要する経費 1,786,575円 346,500円 0円 1,707,914円 122,179円 0円 157,790円 358,842円
広聴費 区民等から区政及び会派の政策等についての要望、意見を収集するために要する経費 89,000円 31,000円 0円 0円 0円 12,000円 0円 0円
交通費 日常的な調査研究活動に係る交通に要する経費 903,685円 565,673円 327,213円 158,112円 232,342円 128,560円 44,205円 0円
通信費 日常的な調査研究活動に係る通信に要する経費 474,923円 704,825円 201,056円 408,314円 263,979円 259,488円 46,695円 68,449円
人件費 補助職員を雇用する経費 455,800円 298,533円 0円 0円 0円 0円 0円 0円
事務費 会派の事務運営に要する経費 756,914円 1,543,115円 1,234,966円 255,363円 678,440円 21,730円 87,778円 307,170円
事務所費 事務所の設置に要する経費 0円 550,000円 150,000円 0円 900,000円 300,000円 50,000円 0円
支出額計 4,779,744円 4,180,914円 2,190,863円 2,577,610円 2,530,696円 786,797円 387,398円 765,787円
差引額 1,220,256円 1,694,086円 1,559,137円 297,390円 -280,696円 713,203円 -137,398円 -15,787円

1 各会派への交付額は、1人あたり月額125,000円に会派人数を乗じた月数分で算出されます。
  ※たいとうフロンティアは、会派構成員の変更により、4月から8月は8名、9月は7名で交付。
  ※つなぐプロジェクトは、会派構成員の変更により、4月から8月は4名、9月は3名で交付。
  ※いぶきの会は、9月に会派結成したことにより、9月に2名で交付。
2 各会派の年間支出額が、年間交付額を下回った場合は、区に返還されます。

領収書等関係書類の閲覧

 各会派が支出した政務活動費の領収書、報告書等の関係書類については、情報公開請求の手続きにより、閲覧をすることができます。


一般質問の概要

一般質問とは 区の仕事全般について、区長等に報告や説明を求めることです。


台東区議会自由民主党

髙森喜美子

男女共同参画社会の実現と男性の育児休業について

 法改正により、育児休業は分割して2回まで取得が可能になるほか、制度の周知等を個別に行うことを事業主に義務付けるなど、男性の育児休業取得促進のための枠組みが新たに創設された。男女が共に支え合う社会の実現は、本区の重要課題である。1 区の男性職員の取得促進について、どのように進めていくのか。2 事業主は、新制度に対応できるよう就業規則の見直し等が重要であるが、区内の経営者や従業員にどのように働きかけていくのか。

 1 対象職員に対し、所属長からの積極的な取得勧奨等により、1ヶ月以上取得できるよう取り組んでいる。今後は、こうした取り組みに加え、法改正に基づき、制度の周知・徹底等に努め、取得を促進していく。2 広報たいとう等で周知するほか、経営者向けのセミナーで働きかけていく。また、関係機関と連携を図り、就業規則の見直し等の相談支援を行っていく。

デジタル社会に向けた台東区学校教育情報化推進計画策定について

 社会全体で進むデジタル化に対し、児童生徒の情報活用能力の育成が必須となる中、本区ではICT教育環境を活用した教育の情報化推進を図るため、本計画を策定する予定である。1 計画の策定にあたり、決意や思いを伺う。2 これまでのタブレット教育の成果や課題、また、計画の特色や進捗状況の確認等について伺う。

 1 ICT機器をあらゆる場面で活用し、子供たちが予測困難な時代をたくましく生き抜くために必要な資質・能力の育成に資する計画としていく。2 ICT支援員の協力により好事例を共有している。一方、機器の修理に時間がかかるという課題については、解消に向け取り組んでいる。本計画については、児童・生徒の情報活用能力の育成を基本目標とし、教育情報化に向けて7つの基本方針を掲げていく。また、基本方針の各年度における推進目標を設定し、計画の進捗状況を確認していく。

その他の質問項目

1 SDGsと区の取り組みとの関連を区民に認識してもらうことについて
2 新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について


たいとうフロンティア

河井一晃

受動喫煙防止について

 都条例等の施行で屋内喫煙が原則禁止となったことに伴い、建物内で喫煙できない人々が屋外で喫煙するため、近隣住民が受動喫煙等の被害を受けている。一方で、喫煙者の数に対して喫煙所が足りていないことも明らかであり、喫煙者を排除するのではなく、喫煙者も非喫煙者もそれぞれが尊重し合う社会の実現に向けて、分煙環境の整備を推進するべきと考える。そこで、路上喫煙の多いエリア等の受動喫煙防止対策の規制対象となる第二種施設の管理者等に対して、喫煙室設置の促進や助成金の周知等を図るべきではないか。

 区では、分煙を促進するための公衆喫煙所整備を進めている。また、事業所等が入居する建物内の喫煙室設置における要件や、国等の助成制度について、健康づくり啓発広報紙「けんこうの芽」等で周知してきた。今後も、公衆喫煙所整備を進めるとともに、様々な機会を捉えて建物内喫煙室の設置要件等の周知を行い、受動喫煙防止対策を推進していく。

コロナ禍におけるめぐりん子供料金の減額について

 コロナ禍で子供たちは外出等が制限され、貴重な体験や学習機会等が失われている。めぐりんは、区内の移動に便利な公共交通機関であるが、このような状況である今こそ、子供たちに多く利用してもらうことで、めぐりんの魅力を知り、発信してもらうことも期待できると考える。そこで、コロナ禍における子供たちへの支援と、今後の利用促進等を図るために、一時的に小中学生の乗車料金を減額すべきではないか。 

 区民等の移動を支援する重要な公共交通機関であり、誰もが便利に愛着を持って利用できるよう、一律100円の乗車料金で運行している。こうした基本コンセプトの下、利用者には同一の負担をお願いしており、小中学生を対象とした料金の減額は考えていない。引き続き利便性の向上について検討を重ね、新たなサービスの提供など、身近で親しみやすく愛されるめぐりんを目指していく。


台東区議会公明党

松尾伸子

ウォーキングサッカーについて

 歩きながらプレイするウォーキングサッカーは、身体への負荷が少なく、自分のペースで身体を動かせることなどから、小さな子供から高齢者、障害のある方も共に楽しめる健康増進等に最適なスポーツとして、近年注目を集めている。そこで、本区でもまずは体験会等を開催し、健康づくりの施策の一つに取り入れてはどうか。

答 健康づくりにおける取り組みとして、ウォーキングやボッチャ等のスポーツを活用している。スポーツは健康づくりのほか、仲間づくり等のコミュニケーションなどの効果があると認識している。今後、健康づくりの取り組みの一つとして、他区の状況等を参考に研究していく。

台東区版ネウボラの整備について

 産前産後は、妊婦健診や乳児健診等で病院や保健所など様々な機関に足を運ぶ機会があるが、それぞれが連携していないため、相談内容や子供の状況等を一から説明しなければならず、母子やその家族の負担は大きく、適切なサポートを受けられない事態が発生する懸念もある。産後うつや虐待を未然に防ぎ、安心して子供を産み育てられる環境をつくるためには、フィンランドにおける子育て家庭を支える仕組みであるネウボラのような、子供の成長に関わる全ての部署を包括した母子健診や相談に応じられる窓口を設置し、妊娠・出産・育児・教育にわたる切れ目のないサポート体制を整備することが必要と考える。そこで、北上野2丁目に整備を予定している施設に、母子・子育ての総合施設を台東区版ネウボラとして設置すべきではないか。

答 妊娠期から子育て期の切れ目のない支援について、ゆりかご・たいとうの実施や産後ケアの拡充等、充実に努めてきた。一方、国からは、母子保健と児童福祉の一体的相談支援機関の整備等を推進することが示されており、今後の更なる支援の必要性を強く認識している。新施設の機能は、現在、具体的な取り組みの検討を進めている。その中で子供・若者支援機能として、様々な相談内容に対応できる相談しやすい窓口と、成長に応じた切れ目のない支援が検討課題であるため、母子・子育て総合施設としての機能強化に向けた検討を更に進めていく。

その他の質問項目

1 帯状疱疹ワクチンについて
2 障害児支援について


つなぐプロジェクト

本目さよ

副業の推進について

 多様化するニーズに対応した行政運営を行うため、優秀な人材に自治体で働いてもらうことが重要である。1 民間の優秀な専門人材を職員として採用することは難しいが、週1日勤務やテレワーク等、働きやすい雇用形態の推進等により、副業人材としての採用を検討すべきではないか。2 職員が社会性や公益性の高い地域貢献活動を勤務時間外に行う場合、報酬を得て従事することを認める制度を導入している自治体がある。本区でも、職員の兼業を推進することでスキルアップや人脈形成につなげ、区政運営に活かしてはどうか。

 1 情報化推進等の各種事業で民間企業と契約や協定を締結し、知見を活用しながら事業を推進している。引き続き、民間の人材を活用するとともに、提案の採用方法は今後研究していく。2 職員は職務に専念する義務があり、兼業は公務能率の低下を生じない場合等に例外的に認めている。兼業先での経験は区政に活かせる面もあるが、兼業許可は例外的な対応であるため、今後、先行自治体の取り組みを注視していく。

子どもたちが生理で困ることがないような体制づくりについて

 1 港区では、児童生徒にアンケート調査を行い、生理用品で困ったことがある子どもの実態把握を行った。本区でも、子どもたちの生理にどのように向き合うか決定するため、無記名のアンケート調査を実施すべきではないか。2 学校の中で、生理に関する理解を深める必要がある。(ア)学校が担うべき福祉的役割と生理に関する教育について、どのように考えているか。(イ)教員や男子生徒も含め、生理に関する教育の一層の充実を図るべきではないか。

 1 無記名での一斉調査ではなく、日頃の子供たちとの関わり合いの中で信頼関係を築きながら、各家庭環境等を把握して対応していくことがより適切である。2(ア)文部科学省は、学校は人と安全・安心につながることができる居場所等として身体的、精神的な健康を保障する福祉的役割も担っていると示している。各学校では、生理も含めた心身の成長に伴う不安の解消等を行うよう努めてきた。(イ)性に関する正しい知識を身に付け、適切な意思決定等ができるよう、性教育の学習の中で取り組んでいる。今後も、全教員が共通認識を持ち、心情的配慮を行うとともに、発達段階に応じて健康な生活を実践できる資質等を積極的に育成していく。

その他の質問項目

幼稚園・保育園・こども園での子どもの事故防止について


日本共産党台東区議団

秋間洋

気候危機打開に向けた台東区の方針について

 1 他自治体では、再生可能エネルギーの電源開発が住民主導で行われているが、本区も区内のあらゆる資源を活用し、区民参加による開発と活用を進めるべきではないか。2 区の施設等でのCO2排出削減を、再生可能エネルギーの利用拡大等によりCO2の排出ゼロを目指すゼロエミッション型に進化させることが重要である。現在の区有施設地球温暖化対策推進実行計画は、省エネが中心で再生可能エネルギーの視点が弱いと感じるが、本計画の改定について所見を伺う。3 環境基本計画の改定に当たり、若者の声が十分に反映されるよう、審議委員への登用等、あらゆる工夫をすべきではないか。

 1 区内では、機器等を設置するための場所の確保等が必要なことに加え、電力需給を担う事業者の選定等の課題がある。今後もこれらの課題を解決する技術革新等の動向を注視していく。2 学校等の区有施設において、清掃工場の熱を利用した発電電力の活用等を行っている。今後の計画改定については、施設の役割等を踏まえ検討していく。3 計画の策定に当たっては、有識者等から意見を伺うほか、区内小中学生と職員等が参加するシンポジウムを行い、意見交換ができる機会を設けてきた。引き続き幅広い世代から提案等をいただけるよう努めていく。

子どもと若者が主権者として尊重される台東区について

 1 本区の主権者教育は、子どもの主体性を引き出す体験的要素が不足している。子ども自らの意見が届く機会を増やし、主権者として尊重される経験を重ねることが真の主権者教育であると考えるが、そのような施策を展開すべきではないか。2 子どもに最も身近なルールである校則等の改善が進んでいるが、子ども自身が見直しに直接参加できていない。子どもを主権者として育むスタートとして、まずは学校で児童生徒の参加の下、見直しを進めるべきではないか。

 1 児童生徒の社会参画の意識を高める教育活動を各学校で展開しており、学びのキャンパス台東アクションプランでも各事業を展開している。今後も社会参画の意識醸成に向けた教育活動の充実を図っていく。2 各学校に見直しを依頼するとともに、校長会等を通じて指導等を行っており、各学校では児童生徒が生徒会等で見直しを行っている。今後も学習機会等を通して主体的に社会に参画する意欲等を育んでいく。


都民ファーストの会台東区議団

中村謙治郎

台東区スポーツ振興基本計画の見直しとSDGsとの関連について

 国連は、スポーツを持続可能な開発における重要な鍵としており、国もSDGsの達成に貢献するため、スポーツの価値の更なる向上に取り組んでいる。本区においても、本計画の見直しの際は、SDGsとスポーツとの関わりを明記し、SDGsに対する区民意識を向上させるべきではないか。

 施策体系の大きな柱である基本目標や施策等とSDGsとの関連をより明確に整理することで、SDGsに対する区民意識を高めることにも貢献していけるよう努めていく。

スケートボードの施設整備について

 スケートボードの競技人口が増加しているが、安全に練習できる環境が整っていない。誰でもスポーツができる環境づくりが求められる中、安全に練習できる施設を整備すべきではないか。

 周囲への騒音や専用スペースが必要など、課題がある。今後、スケートボードを含む新たなスポーツへのニーズや対応について研究していく。

その他の質問項目

新型コロナウイルスワクチンの若い世代への更なる普及啓発について


台東区議会自由民主党

岡田勇一郎

こども庁設置検討における区の対応について

 国は、子供を巡り複雑化する政策課題に総合的に対処するため、複数の省庁にまたがる施策を一本化して所管する、こども庁の設置を検討している。本区でも関係部署が横断的に連携し、子育てをワンストップで切れ目なく支援できる体制づくりが必要と考えるが、現在、部署を横断するような課題にどのように対応しているのか。また、こども庁の設置検討を踏まえた、子供に関する施策における今後の対応について伺う。 

 多様化する行政課題に対し、組織の新設・統合等により対応してきた。また、必要に応じてプロジェクトチームを立ち上げるとともに、子育て等の分野で横断的組織を設置して対応してきた。今後も、こうした組織等を有効に活用しながら、庁内の連携強化を図るなど、子供や子育てに関する様々な課題に効果的・効率的に対応できるよう取り組んでいく。こども庁の設置検討は区の施策に影響するため、子育て施策の充実につながるよう適切に対応していく。

ヤングケアラーへの支援について

 病気等を持つ家族の看病等を行う子供を指すヤングケアラーは、年齢等に見合わない重い責任や負担により、本人の育ちや教育等にも影響が生じるといった課題があるため、早期に発見して必要な支援につなげることが重要である。1 学校ではヤングケアラーに対してどのような対応や工夫を行っているのか。2 今後、区としてヤングケアラーへの支援をどのように進めていくのか。

 1 健康観察や面談等により状況把握に努めている。今後も、スクールソーシャルワーカーへの情報提供や関係機関による支援につなげていく。2 関係部署で連携し検討を行っている。引き続き、育ち等に影響が生じている子供達を早期に発見し、必要な支援に結び付けられるよう検討を進めていく。

その他の質問項目

1 子供の主権者教育について
2 多文化共生のための外国人コミュニティとの連携について
3 学校ICT推進について


たいとうフロンティア

青柳雅之

カーボンニュートラル実現に向けて

 区は令和2年に環境基本計画を改定し、2050年度の温室効果ガスの排出量を2013年度比で80%削減する目標を設定したが、国は2050年までに排出量を実質ゼロにするなどの新たな目標を設定した。更に、先日のCOP26では、世界の平均温度上昇を産業革命前から1.5度に抑えるため、2030年の世界のCO2排出量を2010年比で45%削減し、今世紀半ばには実質ゼロにするなどの目標が示された。そこで、本区の目標についても、計画の改定年度を待たずに直ちに改定し、より早い段階でのカーボンニュートラル社会の実現を目指すべきではないか。

 これまでもCO2排出量削減の取り組みを進めてきたが、社会情勢の変化を捉え、課題等を整理しなければならない。そのため、計画の改定時期を前倒しするなど、引き続き取り組みを進めていく。

デジタルコンテンツの活用について

 区は、豊富で質の高い動画コンテンツを自ら制作し、公式ユーチューブチャンネルで配信して成果を挙げているが、多くの区民に発信する方法を更に検討すべきと考える。そこで、区立病院等と連携し、待合室で視聴できるようにするなど、視聴できる場所を広げる取り組みを進めるべきではないか。

 区は様々なジャンルの動画を制作しユーチューブ等で配信している。また、高齢者向けの健康体操等についてはDVDの配布も行っている。引き続き、区民の暮らしに密接した情報等の動画を制作するとともに、一人でも多くの方に視聴してもらえるよう、より効果的・効率的な活用方法について検討していく。

その他の質問項目

オリジナル出生届について


第2回臨時会 議案の概要と審議結果

区長から提出された議案1件を可決しました。

件名 概要 自由民主党 たいとう
フロンティア
公明党 つなぐ
プロジェクト
日本共産党 都民
ファーストの会
いぶきの会 未来台東 結果
区長提出議案
令和4年度一般会計補正予算(第6回)
補正前   1,154億 3,112万 9,000円
補正額   6億 3,500万
補正後   1,160億 6,612万 9,000円
賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決

第4回定例会 議案等の概要と審議結果

区長から提出された議案14件、議員から提出された議案1件を可決しました。

件名 概要 自由民主党 たいとう
フロンティア
公明党 つなぐ
プロジェクト
日本共産党 都民
ファーストの会
いぶきの会 未来台東 結果
区長提出議案
令和4年度一般会計補正予算(第7回)
補正前   1,160億 6,612万 9,000円
補正額     8,488万
補正後   1,161億 5,100万 9,000円
賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例 廃棄物処理手数料の額を改定する。 賛成 賛成 賛成 賛成 反対 賛成 賛成 賛成 可決
駐車場条例の一部を改正する条例 上野駅前自動二輪車駐車場を設置する。 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
体育施設の指定管理者の指定について 台東リバーサイドスポーツセンターの各施設の指定管理者の指定を行うため、地方自治法の規定により、議会の議決を経る。 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
台東育英小学校及び育英幼稚園体育館棟改築工事並びに台東育英小学校校舎棟改修工事請負契約の一部変更について
契約の金額を変更する。
新契約金額   16億 8,094万 4,266円
前契約金額   15億 2,768万
差引増減額   1億 5,326万 4,266円の増
賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
令和4年度一般会計補正予算(第8回)
補正前   1,161億 5,100万 9,000円
補正額   1億 7,496万 2,000円
補正後   1,163億 2,597万 1,000円
賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
区長等の給料等に関する条例の一部を改正する条例 区長及び副区長の期末手当の額の改定等を行う。 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
教育委員会教育長の給与及び勤務に関する条例の一部を改正する条例 教育長の期末手当の額の改定等を行う。 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 職員の給与等に関する報告及び勧告に基づき、職員の給料月額及び勤勉手当の額の改定等を行う。 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 会計年度任用職員の期末手当の支給回数に関し、規定の整備を行う。 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
区議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 区議会議員の期末手当の額の改定等を行う。 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例 フルタイム会計年度任用職員の退職手当の支給要件を緩和する。 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 職員の給与等に関する報告及び勧告に基づき、幼稚園教育職員の給料月額及び勤勉手当の額の改定等を行う。 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
令和4年度一般会計補正予算(第9回)
補正前   1,163億 2,597万 1,000円
補正額   1億 9,897万 9,000円
補正後   1,165億 2,495万
賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
議員提出議案
固定資産税・都市計画税の軽減措置等の継続を求める意見書 1面の「今定例会で決定した意見書」をご覧ください。 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 可決
人事案件
教育委員会委員の任命に伴う区議会の同意 浦井祥子氏の任命に伴い、議会の同意を得る。 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 同意
人権擁護委員の推薦に伴う区議会の意見聴取 山勝幹之氏、𠮷藤玲子氏の推薦に伴い、議会の意見を聴取する。 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成 賛成
選挙管理委員及び選挙管理委員補充員の選挙 選挙管理委員     清水恒一郎氏 寺井康芳氏 伊藤萬太郎氏 伊豫永直一氏
選挙管理委員補充員  田口治喜氏 茂木孝孔氏 池田清江氏 針谷修氏


第4回定例会 請願・陳情の審議結果

皆さまから提出された請願・陳情6件を審議しました。

件名 委員会での意見 本会議における
採決結果
自由民主党 たいとう
フロンティア
公明党 つなぐ
プロジェクト
日本共産党 都民
ファーストの会
いぶきの会 未来台東
台東区立小中学校の給食費の完全無償化を求めることについての請願 不採択 不採択/採択 不採択 不採択 採択 会派の議員が
所管委員会に
所属していない
会派の議員が
所管委員会に
所属していない
会派の議員が
所管委員会に
所属していない
不採択
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続について意見書の提出に関することについての陳情(2件) 採択 採択 採択 採択 採択 会派の議員が
所管委員会に
所属していない
会派の議員が
所管委員会に
所属していない
会派の議員が
所管委員会に
所属していない
採択

請願・陳情文の写しは、区議会ホームページでご覧いただけます。審議の経過は、会議録(令和5年3月下旬発行予定)をご覧ください。

継続審査となった陳情

◆全ての原発の停止及び再稼働取り止めの意見書の提出を求めることについての陳情
◆国民健康保険料の負担軽減を求めることについての陳情
◆高齢者ふれあい入浴券の支給枚数を引き上げるよう求めることについての陳情


委員会活動 令和4年11月から12月

企画総務委員会

11月4日(金)
●議案審査 1件

12月2日(金)
●議案審査 5件
●議員及び区長等の期末手当の改定
●令和4年特別区人事委員会勧告

12月15日(木)
●議案審査 4件
●陳情審査 1件
●組織改正について
●台東区長期総合計画及び台東区行政計画中間のまとめ
●DX推進に関する連携協定の締結
●公共施設等のファシリティマネジメント推進のための基本方針
●「地域における小学校就学前の子どもを対象とした多様な集団活動事業の利用支援事業」
●会計年度任用職員等に係る退職手当支給要件の一部緩和
●土地及び建物の遺贈による寄付受領
●台東区公共施設保全計画中間のまとめ

12月20日(火)
●議案審査 1件

区民文教委員会

12月2日(金)
●議案審査 1件
●令和4年特別区人事委員会勧告

12月14日(水)
●議案審査 1件
●請願・陳情審査 3件
●補正予算(区民部)
●「協働事業提案制度」に係る令和5年度実施事業
●補正予算(教育委員会)
●令和5年度区立幼稚園及び認定こども園(短時間保育)の募集状況
●区立小中学校給食へのさらなる支援
●区立中学校選択制度の選択状況
●学校等における医療的ケア児への支援
●令和4年度児童・生徒の活躍
●「令和4年度東京都児童・生徒体力・運動能力調査」結果
●令和3年度いじめの認知件数
●令和3年度不登校児童・生徒数
●学びのキャンパス台東アクションプラン中間のまとめ
●(仮称)台東区生涯学習推進計画中間のまとめ
●台東区スポーツ振興基本計画中間のまとめ
●台東リバーサイドスポーツセンターの指定管理者候補者の選定結果
●図書等の宅配サービスにおける利用要件の緩和

保健福祉委員会

12月13日(火)
●議案審査 1件
●陳情審査 2件
●補正予算(福祉部)
●台東区地域福祉計画中間のまとめ
●公衆浴場、介護・障害福祉サービス等事業者支援の変更
●心身障害者福祉タクシー利用者へのタクシー運賃助成
●今後の障害者施設整備
●不妊治療費助成
●新型コロナウイルス感染症の状況等
●新型コロナワクチン接種スケジュール等
●食品ロス及びCO2排出削減の推進に関する協定の締結
●粗大ごみ処理手数料の改定
●粗大ごみ受付センターの変更

産業建設委員会

11月4日(金)
●補正予算(文化産業観光部)
●子供の買い物応援による地域経済活性化事業

12月12日(月)
●(仮称)台東区まちづくり誘導方針中間のまとめ
●公民連携による公共空間利活用に関する社会実験の状況
●景観重要建造物の現状変更及び指定範囲の変更
●令和4年度高齢者住宅(シルバーピア)の募集結果
●ペットコミュニティエリア運営方法の変更

子育て・若者支援特別委員会

12月5日(月)
●子育て世帯への食の支援の拡充
●リフレッシュ等を目的としたベビーシッターによる一時預かり利用支援事業の拡充
●家庭的保育事業所の廃止
●保育所等における物価高騰への支援の変更
●保育所等における物価高騰へのさらなる支援
●台東区こどもクラブ待機児童対策

12月20日(火)
●出産・子育て応援ギフトの交付及び伴走型相談支援の充実

環境・安全安心特別委員会

12月6日(火)
●災害時等における無人航空機の活用に関する協定の締結
●令和4年度台東区総合防災訓練実施結果

文化・観光特別委員会

12月7日(水)
●ホテル旅館等誘客支援の実施結果
●観光分野における連携協定に基づく取組みの進捗状況

交通対策・地区整備特別委員会

12月8日(木)
●議案審査 1件
●台東区バリアフリー特定事業計画(前期)中間のまとめ
●上野駅前自動二輪車駐車場の運営再開


議会の動き

議会日程

■ 第2回臨時会
11月4日   議会運営委員会 本会議 産業建設委員会 企画総務委員会
■ 閉会中    
11月18日   議会運営委員会
■ 第4回定例会
11月25日   議会運営委員会 本会議
12月2日   議会運営委員会 本会議(一般質問)※1 企画総務委員会 区民文教委員会
12月5日   子育て・若者支援特別委員会
12月6日   環境・安全安心特別委員会
12月7日   文化・観光特別委員会
12月8日   交通対策・地区整備特別委員会
12月12日   産業建設委員会
12月13日   保健福祉委員会
12月14日   区民文教委員会
12月15日   企画総務委員会
12月20日   議会運営委員会 本会議 子育て・若者支援特別委員会 企画総務委員会
■次回定例会予定
2月6日   請願・陳情締切(正午)
2月9日   招集告示 議会運営委員会
2月16日   議会運営委員会 本会議(区長所信表明)※2
2月24日   議会運営委員会 本会議(一般質問)※2
2月28日   子育て・若者支援特別委員会 環境・安全安心特別委員会
3月1日   文化・観光特別委員会 交通対策・地区整備特別委員会
3月2日   産業建設委員会 保健福祉委員会
3月3日   区民文教委員会 企画総務委員会
3月6日から10日   予算特別委員会
3月15日   議会運営委員会 本会議

※1は、現在インターネットにより、ジェイコム【11チャンネル】で放送した録画中継を配信しています。
※2は、ジェイコム【11チャンネル】で録画放送いたします。詳しくは、「区議会からのお知らせ」の欄をご覧ください。


区議会からのお知らせ

11月25日、台東区町会連合会との対話懇談会を開催しました。

 議会を代表して議長、副議長、議会運営委員会委員が参加しました。各地区の現状や課題、また今後に向けた取り組み等について、意見交換が行われました。

たいとう区議会メールマガジンの配信について

 台東区議会では、区議会の会議日程や質問予定議員等の情報をお届けするため、たいとう区議会メールマガジンを配信しています。登録は無料です。
 登録のためのアドレスは次のとおりです。二次元コードからも登録できます。
 http://www.anshin-bousai.net/taito/

CATV議会放送について

 第1回定例会(2月16日から3月15日開会予定)における区長所信表明・各会派の一般質問をジェイコム【11チャンネル】で録画放送いたします。
 放送予定は次のとおりです。ぜひご覧ください。

○区長所信表明・一般質問
 3月10日(金)午後1時から5時【再放送は3月11日(土)の同時間】

インターネット議会中継について

 議会活動を広く区民の皆さまにお知らせするため、動画配信サービス「ユーチューブ」による本会議及び委員会の生中継とともに、録画映像も配信しています。
 また、ジェイコム【11チャンネル】で放送した一般質問等の録画中継も配信しています。
 アドレスは次のとおりです。二次元コードからもアクセスできます。ぜひご覧ください。
 https://www.city.taito.lg.jp/kugikai/chuukei.html

手話通訳を利用できます。

 本会議および各委員会の傍聴に際し、手話通訳の利用を希望される方は、原則として希望日の10日前までにお申込みください。詳しくは下記アドレスをご覧ください。二次元コードからもアクセスできます。
 https://www.city.taito.lg.jp/kugikai/boutyoannai.html

議員の寄付行為の禁止及び虚礼廃止について

 台東区議会では、下記の事項を申し合わせています。区民の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
1 公職選挙法により、供花、中元・歳暮、寄付金、記念品等の贈答はしない。また、新聞・雑誌・町会の名簿・催し物のプログラム等への名刺広告の掲載や、年賀状、暑中見舞等は行わない。
※自らが出席する結婚披露宴の祝儀や葬祭の香典は、対象外とする。
2 飲食を伴う会合に出席する場合は、飲食代相当分を会費として持参する。
3 祝電、弔電等は自粛する。