令和5年度⼀般会計予算等を可決 5年度予算(⼀般会計予算1,117億円)

主な事業をお知らせします。

給食食材等緊急支援

 長引くコロナ禍やウクライナ情勢を背景に、物価の上昇は現在も継続しており、先行きは依然不透明な状況にあります。保護者の経済的負担を軽減し、安心して子育てできる環境を確保するため、当面の間、区立小中学校給食の食材調達を全面支援し、また、区内保育所等の給食費の支援対象を拡大します。

こどもクラブ運営・整備助成、放課後子供教室運営

 こどもクラブの待機児童解消を図るため、台東区こどもクラブ待機児童対策緊急3か年プランに基づき、民設こどもクラブの誘致や、浅草橋こどもクラブの定員拡大のための施設環境整備を実施します。また、放課後子供教室の実施校を拡大し、児童の放課後の居場所づくりを推進します。

リバーサイドスポーツセンター陸上競技場大規模改修

 施設の老朽化や、熱中症対策やバリアフリー化などの区民ニーズに対応するため、大規模改修を実施します。観覧席屋根設置、夜間照明設置、エレベーター設置等を行い、スポーツ環境の整備を図ります。令和5年度は実施設計、現況測量を行います。


予算特別委員会

 2月16日開会の本会議で、令和5年度一般会計及び特別会計の各予算案が区長から提出されました。
 これを受けて、議会はただちに16名の委員で構成する予算特別委員会を設置し、6日間にわたり審議しました。
 3月10日の採決の結果、いずれの会計予算も原案どおり可決すべきものと決定しました。
 なお、一般会計予算については、修正案が提出されましたが、否決すべきものと決定しました。
 3月15日開会の本会議では、討論の後、委員会の決定どおり可決されました。

予算特別委員会委員

委員長 小菅千保子、副委員長 石塚猛、拝野健、掛川暁生、中澤史夫、鈴木昇、中村謙治郎、石川義弘、河井一晃、青鹿公男、伊藤延子、堀越秀生、寺田晃、早川太郎、太田雅久、青柳雅之(委員は議席順)


令和5年度予算の概要

会計別予算の規模

会計名 5年度予算額 4年度予算額 比較  増減率(%)
一般会計
1,117億
1,059億円 58億円の増 5.5%の増
国民健康保険事業会計
229億 2,700万円
231億5,800万円 2億3,100万円の減 1.0%の減
後期高齢者医療会計
56億 7,500万円
53億8,100万円 2億9,400万円の増 5.5%の増
介護保険会計
177億 3,000万円
176億3,600万円 9,400万円の増 0.5%の増
老人保健施設会計
1億 6,250万円
1億5,380万円 870万円の増 5.7%の増
病院施設会計
3億 38万円
2億8,256万円 1,782万円の増 6.3%の増
合計
1,584億 9,488万円
1,525億1,136万円 59億8,352万円の増 3.9%の増

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10,000円の使われ方 令和5年度一般会計当初予算額を1万円に換算して目的別に表したものです。

民生費3,469円
高齢者や児童、障害のある方、生活に困っている方への給付などにかかる費用
主な事業:生活保護、たいとう第三福祉作業所等改築、子ども医療費助成、ベビーシッターによる一時預かり支援事業

教育費2,373円
教育環境の整備、生涯学習の振興などにかかる費用
主な事業:給食食材等緊急支援、医療的ケア児支援、こどもクラブ運営/こどもクラブ整備助成/放課後子供教室運営、リバーサイドスポーツセンター陸上競技場大規模改修

総務費1,160円
防災対策、区民館や区役所等の管理・運営などにかかる費用
主な事業:情報システムの標準化、基幹系業務システムの更改、防災用根岸職員住宅改修

衛生費942円
健康づくり、保健所の運営、環境の安全、清掃事業などにかかる費用
主な事業:患者発生時防疫措置、食生活支援、出産・子育て応援ギフト、公衆喫煙所設置費等助成

土木費638円
まちづくりの推進、道路・公園・橋の維持・管理などにかかる費用
主な事業:東上野四・五丁目地区まちづくり推進、谷中地区まちづくり、公遊園補修工事

産業経済費384円
商店街の振興、地域産業の振興、消費者保護などにかかる費用
主な事業:利子及び信用保証料補助、江戸まち食通マーケット、イベント・サービス向上支援

文化観光費176円
文化・観光事業の振興、文化施設の管理・運営などにかかる費用
主な事業:下町風俗資料館のリニューアル、観光統計・マーケティング調査の実施

その他858円
区議会の運営、特別会計への繰出金、特別区債の償還などにかかる費用