大規模災害時の医療体制

　大規模な災害が発生し、多数の傷病者が想定される場合、発災直後から超急性期（発災後72時間程度）までは、病院や診療所ではなく、病院の近接地等に設置する「緊急医療救護所」で、傷病者を対応します。現在、区では、「緊急医療救護所」の整備を進めています。

緊急医療救護所とは
　発災直後は、多数の傷病者が症状の程度にかかわらず病院に集中し、病院の機能が麻痺し、重症者の治療を優先出来なくなるため、病院の近接地等に「緊急医療救護所」を設置します。「緊急医療救護所」では、医師会等と協力して、傷病者のトリアージ（※）、軽症者に対する治療、重症者に対する応急処置等を行います。
※トリアージとは、大規模災害に伴い、多数の傷病者が発生した場合に、限られた医療資源（医師や医薬品等）を有効に活用するために、傷病の緊急度や重症度を4段階で判定して、治療や医療機関への搬送の優
先順位を決めることをいいます。

※蔵前小学校避難所医療救護所・谷中小学校避難所医療救護所については、当該地区に病院が無いため、避難所設置予定の小学校に緊急医療救護所に準じた医療救護所を設置します。

避難所医療救護所とは
　急性期以降（発災後72時間以降）は、慢性疾患の治療や被災者の健康管理、公衆衛生のニーズが高まってきます。区は、必要に応じて「避難所医療救護所」を設置し、医師会等と協力し、対応します。

新しい健康推進委員が決まりました（敬称略）
　健康推進委員は区民一人ひとりの健康づくりを支援するとともに、地域での健康づくりを推進するリーダーです。今期は179人の方が区長から委嘱を受け、健康学習会やウォーキングなど、さまざまな事業に取り組んでいきます。（任期平成31年4月からの2年間）

【子供の安全・安心】
子供の防犯ブザーの音が聞こえたら、現場に駆けつけたり、安全を確認していただくなど、区民の皆さんのご協力をお願いします。