競技を始めたきっかけ
小学校3年生から大学卒業まで、5人制のバスケットボールをやってきました。大学卒業時にいくつかプロチームから話があったのですが、その時はモチベーションが下がっていて、一旦バスケットボールから離れ、姉がやっていた芸能(モデル・俳優)を目指しました。そんな中、知人から台東区を本拠地とする3人制のストリートバスケットボールチーム「アンダードッグ」に誘われました。そして2012年にFIBA(国際バスケットボール連盟)が主催する「3x3」の世界大会に参加したことが始まりです。
「3x3」の魅力と見どころ
「3x3」の魅力は、5人制のバスケットボールよりも「個」がフォーカスされます。「個」の責任が増し、自分のプレーで観客がリアクションするなど、バスケットボールの新たな刺激と、面白さがあります。見どころは、10分で1試合が終わってしまうので、攻守の入れ替えや体のぶつかり合いが激しいところです。また、21点取れば、そこで試合が終わるので、スピーディーでスリリングな試合が展開されます。
台東区でバスケットボールクリニックを開催していますが、子供達に伝えたいことは何ですか
子供たちには、自分が「3x3」に出会って、人生が変わったことや、プロに入ってからの怪我(右膝前十字靭帯断裂)からの復活など、「アンダードッグ(下剋上)」、何事もあきらめないで、常に挑戦心を持ってほしいということを伝えていきたいです。クリニックを通して、夢を持つようになったとか、何かのターニングポイントになってくれればいいと思います。
東京2020大会への思い
出場するからには、メダルを取りたいです。結果を出すことによって、注目され、今後さらに、「3x3」の普及活動に力を入れていきたいです。台東区の皆さんの応援が日本チームの後押しになります。東京2020大会をきっかけに「3x3」を好きになってください!
▽競技日程 3x3バスケットボール 7月24日㈯〜28日㈬
▽会場 青海アーバンスポーツパーク |
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