7月20日、公道走行が見合わせになったことにより、セレブレーション会場（中央区立浜町公園）で点火セレモニーが実施されました。服部区長から第1ランナーの林家三平さんのトーチへ点火し、ランナー26人で聖火を繋ぎました。
　また、東京都聖火リレー実行委員会のオンライン映像では、富士小学校の吹奏楽部の演奏が放映されました。セレモニーに参加された、一部の聖火ランナーの方々にインタビューを行いました（左上から右へ走行順）。

林家 三平さん

●セレモニーの感想
　寄席が一番多い台東区、その区の第一走者を務めるなんて、こんなうれしいことはありません。

●今回のオリンピック・パラリンピックへの思い
　なぞかけです。「オリンピック」とかけて「腕立て伏せ」と解く。
　その心は、「金とれ（筋トレ）、金とれ（筋トレ）」。

●どんな大会になってほしいか
　最後に皆さんが笑顔になっていれば。みんなが喜んでくれる大会なってほしい。

油木 ひなたさん

●セレモニーの感想
　はじめての経験で緊張していたのですが、家族や同級生から、頑張ってねと応援の言葉をもらったので、最後まで楽しめました。

●今回のオリンピック・パラリンピックへの思い
　1年延期となっただけでも、選手の皆さんは全然違うと思いますが､全力を出し切って楽しんでくれたらいいなと思います｡

●未来に向けて思うこと
　高校の生徒会活動を通じて、オリンピックのことをたくさんの人に伝えていきたいと思います。

髙橋 海有さん

●セレモニーの感想
　楽しいというか、夢の中で過ごした気持ちでした。これまで関わってきたすべての人たちのおかけで今日を迎え、聖火ランナーを務めることができました｡感謝の気持ちしかありません｡

●今回のオリンピックをどのように子どもたちに伝えていくか
　前回のオリンピック、56年と6か月前に、母は私を産んでくれて、その命を子供たちにつないでいきます。ギリシャからの火をつなぐだけではなく、「命」をつなぐという想いで、今日務めさせていただきました。

吉田 はつのさん

●セレモニーの感想
　コロナの影響で、公道を走ることはできませんでしたが、このような形で火をつなぐことができてうれしいです。家族が頑張ってねと応援してくれたので、頑張れました。

●トーチを持った時の感想
　重いなと感じました。みんなでこのトーチに想いをつないでいるんだなと感じました。
　私は、中学の時に駅伝をやっていて、その時に襷をつなぐ素晴らしさに気づきました。襷を聖火に変えて次のランナーにつなぎたいと思ったので、今日、実現できました。

早川 博久さん

●セレモニーの感想
　本当に貴重な体験でした。セレモニーの会場が浜町公園で、私がやっている日本泳法の水府流太田派発祥の地の近くだったので縁を感じています。トーチキス後のポーズで日本泳法の動きをやらせていただき非常に楽しかったです。

●今回のオリンピック・パラリンピックへの思い
　難しい事情の中で開催に向けて努力されている方のご尽力に敬意を表します。選手の方達を力いっぱい応援したいと思っておりますので、無事に開催されるように祈っています。

中田 悠花さん

●セレモニーの感想
　このご時世で実施できるかどうか不安だったのですが、トーチを持って走れなくても点火セレモニーに出ることができてとてもうれしかったです。

●今回のオリンピック・パラリンピックへの思い
　1年延期になって選手の方々も不安や「オリンピック出て大丈夫かな？」と感じていると思うのですが、江戸っ子として応援はしたいと思います。特に、私自身バレーボールをやっていたので、バレーボールの選手を応援したいです。

二木 忠男さん

●セレモニーの感想
　走ることはできませんでしたが、炎天下の中でセレモニーが行われ、一生に一度の経験をすることができ、たいへん嬉しく思っています。

●今回のオリンピック・パラリンピックへの思い
　6月23日に双子の赤ちゃんパンダが生まれ、その1か月後の7月23日からオリンピックが開始ということで、ちょうどいいスタートとなりました。本当に明るいニュースを上野から発信できて良かったです。

山下 侑基人さん

●セレモニーの感想
　緊張しました。台東区のトリを務めましたが、なんで自分なのだろうという気持ちがあります。
　大会が１年延期され、もう役目はないと思っていましたが、２週間前にやることになった話を聞いたときは、光栄に思いました。

●今回のオリンピックに期待して
いることは何か　メダルを取ってもらうことが楽しみです。

●今後の意気込み
　聖火ランナーをやったという自信を持って、生きていきたいと思います。