区議会のしくみ

　区議会は、私たちの直接選挙によって選ばれた議員で構成されています。区議会議員は区内に住んでいる満25歳以上の選挙権を有する人なら、誰でも立候補できます。
　議員の定数は、地方自治法により条例で定めるとされており、台東区の議員定数は32人と定めています。
　また、任期は令和5年5月1日から令和9年4月30日までの4年間です。

　議長と副議長は、議員の中から選挙によって選ばれます。
　議長は、対外的に議会を代表するとともに、本会議の主宰者として、会議の円滑な運営や議場の秩序維持に努めます。また、議会事務局の職員を指揮監督して、議事日程の作成やその他の議会事務を執らせます。
　副議長は、議長に病気などの事故があるときや、議長が欠けたときに議長の職務を代行します。

　台東区議会も国会と同じように会派を中心に活動をしています。所属政党が同じであったり、同じ意見や考え方を持った議員が集まりグループを作っています。このグループを会派と呼びます。
　提出された議案などに対する賛否は、会派ごとに結論が出されることが多いです。

　議員の調査研究及び区政運営の参考にするために、調査研究に必要な各種資料その他参考となる図書・公報・刊行物を備え利用できるようにしています。
　現在の蔵書数は、約4,000冊です。

　区議会の事務を処理するため、議会事務局が置かれています。
　事務局は、局長を中心として議長の指揮監督を受け、本会議や委員会の運営を補助したり、請願・陳情の受付や区議会だよりの発行などの事務をしています。また、議会活動を助けるための資料の収集や調査、議会図書室の管理等も行います。