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柿経

更新:2013年8月14日

台東区教育委員会
平成23年3月指定

 本資料は平成12年12月から翌年1月に池之端2丁目1番の発掘調査で出土した近世埋葬関係資料の一つです。本資料を含めた出土品は「台東区池之端七軒町南遺跡出土埋葬関係資料一括」(台東区有形文化財[考古資料])として平成22年に登載されています。
 本調査地は江戸時代にほぼ寺院地で、切絵図等から心行寺(浄土宗)、または永昌院(臨済宗)が所在した場所と推定されます。
 本柿経こけらきょうは埋葬施設の脇から束になり折れ曲がった状態で出土しました。出土時には一部が破損していましたが、全体は良好に残されていました。しかし、かなり脆いために出土後に保存処理を実施しました。
 木製で、長さ約50センチメートル、幅3.5センチメートル、屋根葺きの「柿葺き」で使用される「柿板」(厚さ0.5から1.5センチメートルの薄い割り板)に供養のために経文が書かれたもので、103点あります。
 表には経文と「広隆」の妻の戒名(穏譽妙安)、年月日(元禄3年[1690]4月5日)が書かれ、裏の右下には順番を示す漢数字が見られます。1番目に「一周忌」とあり、供養対象者が元禄2年4月頃に死去したことがわかります。経文は「妙法蓮華経提婆達多品みょうほうれんげきょうだいばだったほん第十二」を分割して書き上げたものです。ほぼ楷書で書かれていますが、数人で書かれた可能性もあります。また本経文は女性の成仏を語る経文で、供養対象者が妻女であることが、この経文を選んだ理由と推測されます。材質は針葉樹で、ヒノキ等の明るく良質な樹種と思われます。
 「柿経」は中世の遺跡では見られますが、近世の遺跡での出土は希少です。

柿経
柿経

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