●世界エイズデー(World AIDS Day)
1988年にWHO(世界保健機関)が、世界レベルでのエイズまん延防止とHIV感染者・エイズ患者への差別・偏見の解消を目的として提案したものです。
●HIV感染=エイズではありません
HIV感染とは、ヒト免疫不全ウイルスに感染している状態のことです。
エイズとは、HIVに感染し、免疫力が低下することでさまざまな感染症や悪性腫瘍などを発症した状態のことをいいます。
現在は、治療法の進歩により、HIV感染を早期に知り、適切な治療を受けることで、エイズの発症を抑えながら、感染する前とほぼ同じように生活を送ることができます。
●都における現状
4年の都における新規HIV感染者報告数は235件、新規エイズ患者報告数は53件でした。前年に比べ、新規HIV感染者、新規エイズ患者ともに減少しましたが、新型コロナウイルス感染症拡大による検査控えの影響などが考えられます。
少しでも不安がある人はためらわずに検査を受けることが大切です。
都では世界エイズデーを中心とした1か月間を「東京都エイズ予防月間」と定めており、期間中さまざまな啓発活動を実施しています。
●区では展示コーナーを設置しています
▷期間・場所
・12月8日(金)まで・区役所1階
・12月15日(金)まで・台東保健所1階エントランスロビー、生涯学習センター1階アトリウム
▷内容 エイズに関するパネルの展示、レッドリボン・パンフレットの配布等
●HIV・梅毒検査(無料・匿名・予約制)
HIVや梅毒は検査を受けることで初めて、感染の有無を確認することができます。感染機会から3か月以上経過後、検査を受けてください。梅毒のみの検査は受けられません。採血をして、おおむね1時間後に検査結果をお伝えします。
▷日時 第2・4水曜日午後1時~2時30分(祝日を除く)
▷場所 台東保健所
▷予約受付 午前8時30分~午後5時15分
※11月29日(水)にレディースデイを設けています。詳しくはお問合せください。
TEL (3843)5751(予約専用)随時HIV・エイズに関する相談を匿名でお受けしています。
詳しくはこちら▶https://www.city.taito.lg.jp/kenkohukusi/kenkokikikanrieisei/kansensho/kansenshoyobo/seikansensho/aids.html
|