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銅鐘(報恩寺)

ページID:634816435

更新日:2024年2月19日

報恩寺
平成8年登載

 当寺は、建保2年(1214)親鸞の高弟・性信しょうしんによって開かれた浄土真宗大谷派の寺院です。
 本品は、総高約190センチメートルで、江戸時代一般にある青銅製の梵鐘です。龍頭りゅうずは双頭が背合わせになっており、中央に蓮華座をもつ宝珠ほうじゅを置きます。煩悩ぼんのうの数を示すというの間は4区に分けてあり、1区内に5段5列、総計100個の乳を配します。撞座つきざは、蓮華文をあらわし位置は低く、龍頭の龍の鼻先の下側に配されています。縁の部分はこまつめといい、本体より出っ張っており、厚みを帯びています。
 池の間第1区から第3区に陰刻された銘文によると、慶安元年(1648)に、報恩寺14世住持宣了および檀信徒の講中の発願で、堀山城守藤原清光ほりやましろのかみふじわらせいこうにより鋳造されたと知られます。
 藤原清光は、初代を山城浄栄、2代を通称を弥助、浄甫と号し、本鐘の作者は2代浄甫と考えられます。浄甫は当代一の名工で、このほかに、現存しているものでは次の作品があります。
慶安4年(1651) 上野東照宮銅灯籠
承応2年(1653) 日光東照宮銅灯籠
寛文元年(1661) 渋谷区広尾祥雲寺梵鐘
同12年(1672) 埼玉県越生町龍穏寺梵鐘(県指定文化財)
 本鐘は、この中で最も早く制作されており、昭和18年、重要美術品の認定を受け、戦時下における供出は免れました。現在、平成2年に完成した当寺境内の鐘楼に安置されています。


銅鐘

お問い合わせ

生涯学習課文化財担当(生涯学習センター)

電話:03-5246-5828

ファクス:03-5246-5814

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