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銅鐘(寛永寺)

ページID:380962019

更新日:2024年2月19日

寛永寺
平成18年登載

 本銅鐘は、青銅製鋳造。大きさは、総高177.2センチメートル、口径91.8センチメートルあります。厳有院殿(四代将軍家綱)の一周忌にあたる延宝9年(1681)5月8日に廟前の鐘楼に奉献されました。明治維新以降に、寛永寺根本中堂の鐘として、当所に移されたと伝えられます。ちなみに、本銅鐘が元々掛けられていた厳有院殿廟の鐘楼は、戦前まで残されており国宝に指定されていましたが、空襲により焼失してしまいました。現在本銅鐘は、除夜の鐘や重要な法要の際に使用されています。
 作者の椎名伊予守吉寛は、江戸時代前期(十七世紀後半)に活躍した江戸の鋳物師で、神田鍋町に住していました。延宝元年(1673)から貞享3年(1686)にかけて、銅鐘を中心に十七例の作例が知られています。その中には増上寺や寛永寺などに関わるものも含まれており、将軍家との関係が深かったと思われます。
 本銅鐘は、将軍家霊廟の儀式鐘で、近世初期の鋳物師の活動や鋳造技術を知る上でも貴重な遺品のひとつです。


寛永寺の銅鐘

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