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トップページル・コルビュジエと国立西洋美術館>国立西洋美術館の建築的価値
国立西洋美術館(本館)・建物としての価値    

◎日仏文化交流の起点となった歴史的な建造物

 「松方コレクション」という美術作品の寄贈返還を通じて、戦後の日本とフランスの国交回復、関係改善の象徴となった歴史的建造物です。

◎日本で唯一のル・コルビュジエ作品

 建築、都市計画に関するル・コルビュジエの作品は、世界各地に残されており、約70件が現存しています。国立西洋美術館(本館)は、彼が日本で設計した唯一の建造物です。ピロティー、スロープ、自然光を利用した照明計画など、ル・コルビュジエの建築的な特徴がとても良く表現されている作品であり、日本の戦後建築に極めて大きな影響を与えました。

◎「無限に成長する美術館」の構想を実現した美術館

 ル・コルビュジエが長年追求した「無限に成長する美術館」のアイデアを実現した美術館は、世界に3つあり、その一つが上野の国立西洋美術館です。その他はインドの「サンスカル・ケンドラ美術館」(1957年)と「チャンディガール美術館」(1965年)です。国立西洋美術館は、その中で最も完成度の高い美術館として評価されています。

ル・コルビュジエの考えた「無限に成長する美術館」

 ル・コルビュジエは、1929年、「ムンダネウム計画」の「世界美術館」において美術館建築の構想を示しました。その後、このアイデアが「無限に成長する美術館」構想の原型になるものです。

  ル・コルビュジエが考えた「無限に成長する美術館」とは、展示空間が渦巻きのように螺旋(らせん)を描きながら延びているので、美術作品が増えても必要に応じて外側へ増築して展示スペースを確保できるというもので、美術館として無限に拡大していくことを可能としています。国立西洋美術館(本館)は、ピロティーとなっている1階の正面入口から建物の中心となるメインホール(「19世紀ホール」)に入ると、スロープで、2階の展示スペースへ昇り、回遊することができます。
19世紀ホール
写真:国立西洋美術館
 

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