「台東区・西京市 同時開催芸術祭『Fiction』」　キックオフイベント「Fiction インフォメーションセンター」開催のお知らせ

平成29年度台東区芸術文化支援制度対象企画の1つとして、「台東区・西京市 同時開催芸術祭『Fiction』」キックオフイベント≪Fiction インフォメーションセンター≫が開催されます。
本企画は、谷中の最小文化複合施設HAGISOを拠点に活動するパフォーマンスプロジェクト「居間 theater」と空想地図を制作する今和泉隆行(地理人)との協同企画です。
現実の都市・東京と空想の都市・西京という、二つの都市で同時開催する「空想型芸術祭」を制作・披露します。居間 theaterが芸術祭の音声作品を、地理人が架空の都市「西京(さいきょう)市」の地図を制作し、ひとつの作品としています。
この度、地図と音声作品のお披露目・芸術祭「Fiction」のキックオフイベントとして、この芸術祭のインフォメーションセンターを1日限定で開設します。
芸術祭Fictionに参加したい方、西京市について知りたい方、何はともあれなんだか気になる方は、この機会に是非ご覧ください。
　　
本企画は、2018年3月20日以降も、更なるリサーチを行い、音声作品の追加等を行いながら、継続的に展開していく予定です。
※本芸術祭の今後の展開については、居間 theaterホームページにて、随時お知らせしていく予定です。
　　
●「空想型芸術祭『Fiction』とは?」
空想型芸術祭「Fiction」は、現実都市・東京‐台東区と、空想都市・西京市にて、2018年3月20日から同時開催されます。
この芸術祭は、都市に住む・働く人、都市にいる人のための芸術祭。空想都市・西京市では想像の街のなかで、東京では現実の街のなかで、音声を体験できます。作品は音声のみのため、会期はありません。音声を片手に街に出て、想像力で体験する芸術祭です。
●「西京市とは?」
空想地図作家・今和泉隆行(地理人)が、「中村(なごむる)市」の次の段階を目指し制作する新作空想地図です。
台東区を始めとした実際の都市から、そこにある要素、街らしさ、そこに住む人々の生活感を観察し、地図上に落とし込む。「台東区」という街の要素を持ちつつ、別の街かもしれない、どこかの街かもしれない。そんな、現代都市の姿を映し出す架空の地図。