公民連携まちづくり
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公民連携まちづくりとは?
まちづくりを進めていくうえで近年の多様な課題に対応するためには、行政だけの取り組みでは力不足です。一方、民間が何か新しいまちづくりの取り組みを始めようとするときには、行政の支援が必要な場面が多くあります。公民連携まちづくりとは、民間が主体性をもって各々の発想で自由に活動することに対し、行政が必要な場面で支援、あるいは連携して進めるまちづくりのことです。
公民連携まちづくりの3つのキーワード
1. “公”と”民”の二人三脚
民間が自由な発想で活動することに対し、行政は必要な場面で連携していくことでまちに笑顔を増やします。
2.まちづくりの主役はあなた
「あんなことできるかも」と思い立った人が家を飛び出し、活動の場をまちに広げています。
3.まちはみんなのキャンパス
道路や公園だけでなく、一階の軒先空間などが“わくわくした空間”に変わり始めています。
"縁側”のあるまちとは
台東区では、「縁側のあるまち」を目指して、公民連携によるまちづくりを進めています。
そもそも縁側とは、昔から日本にある家の中でも外でもない中間的で曖昧な場所であり、コミュニケーションスペースとしての役割を担っていました。
しかし、近年マンション等の増加により、区の人口が増加した一方で、ものづくりを中心とした職住近接の生活が減少し、それによって人のつながりも減少しています。暮らしやすいまちとは、公園や道路、建物が整っていれば良いわけではなく、人がいて、交流があって、初めてまちはまちとして成り立ちます。
“縁側”は交流のきっかけになれる居場所(空間)のことであり、地域の交流のきっかけになる場所・行動をまち全体に広げるための仕組みづくりとして、台東区では公民連携の重要性を踏まえ、まちの魅力と価値の向上を図っています。