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令和3年度 第4回台東区景観まちづくり賞

ページID:658209663

更新日:2022年7月1日

応募総数

令和2年度中に募集を行った結果、合計23件のご応募をいただきました。
内訳  (1)建築部門      応募15件  
    (2)リノベーション部門 応募6件  
    (3)活動部門      応募2件        

景観まちづくり賞選定委員会

令和3年5月11日(火曜日)・6月2日(水曜日)に景観まちづくり賞選定委員会を開催し、建築部門2件、リノベーション部門2件、活動部門2件を選定いたしました。

審査の流れ

選定委員の構成

選定委員は、東京都台東区景観審議会の構成員のうち、学識経験者2人、区民代表2人及び区議会議員1人をもって構成されます。

受賞建築及び活動

(1)建築部門

上野駅公園口駅舎

所有者:東日本旅客鉄道(株) 東京支社
設計者:東日本旅客鉄道(株) 東京工事事務所、(株)JR東日本建築設計
施工者:鉄建建設(株)

【選定委員講評】
・上野駅新公園口駅舎は、実寸大のモックアップによって色を調整した外装ルーバーでゆるやかに包み込むことで、西洋美術館等の名建築群の周辺と調和した景観を生み出している。また自治体との連携を通してゆとりある歩行者空間を整備し、「文化の杜・上野公園」への玄関口としての都市環境を創出していることも評価された。

区立蔵前小学校

所有者:東京都台東区
設計者:株式会社豊建築事務所 代表取締役 田中秀朗
施工者:ナカノフドー・大雄・三ツ目特定建設工事共同企業体

【選定委員講評】
・学校という無機質になりがちな建物を、木材をふんだんに使うことで、暖かみのある建物へと生まれ変わった。地域に新しい景観を創出しており、区内に現存する6校の復興小建築のように、景観を形成する象徴的な建物として寄与していくことに期待。また、学校に通う児童への情緒的な貢献も評価された。

(2)リノベーション部門

旧銅菊・未来定番研究所

所有者:奥村喜久男
企画・設計者:株式会社大丸松坂屋百貨店・株式会社まちあかり舎・株式会社文化財保存活用計画
設計施工者:株式会社文化財保存活用計画・株式会社坂本建築工業・株式会社ヤマムラ

                                         撮影 田村収
【選定委員講評】
・銅細工を手がけていた工房兼住居を、大丸松坂屋百貨店「未来定番研究所」として再生させた。正面2階のアルミサッシを木製の建具としてファサードを整えるとともに、1階には過去に使われていた道具をディスプレイするなど、空間や資源を生かす工夫が随所にみられる。隣接する吉川錻力店とともに、朝倉彫塑館周辺の街並み形成にも寄与している。

金田商店

所有者:金田正光
設計者:株式会社トダセイサクショ 戸田悟史
施工者:株式会社タマケン 田村健太郎

 【選定委員講評】

金田商店は東京上野にある浅草通り沿い、約50店もの神仏壇店が軒を連ねる通称、上野・浅草仏壇通にある仏壇店である。場所柄、ほとんどの神仏壇店はビルであるが、金田商店は築80年以上の2階建の店舗である。平成26年にレトロで重厚感のある建物はそのままに内装のリノベーションを行った。大きなガラス張の入口や内装材・照明等の工夫で店先が明るくなり、重厚感の中にも開放感と親近感が加わった。仏壇通の景観に溶け込みながら気楽に足を運べるような仏壇店へとイメージを変えた点を評価した。

(3)活動部門

おかちまちパンダ広場でのイベント活動

団体名:御徒町駅南口商店会  代表者:会長 桜井聖剛
主な活動場所:御徒町駅南口駅前広場(おかちまちパンダ広場)

【選定委員講評】
・2011年から10年という長期間にわたり、地域を巻き込んで御徒町商店街の活性化に貢献しているところが高く評価できる。地域の方々と清掃を行い、景観にも関わる街の美化に取り組んだり、近年はラグビーワールドカップのパブリックビューイング等イベントを行ったり、活動実績の積み重ねは十分評価できる。

浅草六区エリアマネジメント

団体名:一般社団法人浅草六区エリアマネジメント協会  代表者:代表理事 安田 和章
主な活動場所:浅草六区地区

【選定委員講評】
・令和元年の発足から日が浅く、昨年末のコロナ禍で団体活動が制約を受けている状況である。そのような中の応募は、今後の継続的な地域貢献への大いなる意気込みと理解し、より一層の期待と応援の意味を込めて、今回表彰することとした。

表彰式

令和3年7月8日(木曜日)に景観まちづくり賞表彰式を行い、表彰状と副賞を授与いたしました。

過去受賞作品

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お問い合わせ

都市計画課景観担当

電話:03-5246-1377

ファクス:03-5246-1359

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