台東区中核病院運営支援協議会

　台東区の中核病院として政策的医療等を提供する永寿総合病院が、新型コロナウイルス感染症の院内感染拡大により診療休止となったことに伴い、中核病院の運営を支援するため、「台東区中核病院運営支援協議会」を令和2年4月に設置し、支援策について協議を行いました（令和2年度6回、令和3年度2回）。

　保健・医療関係団体2名、学識・実務経験者3名、区議会代表1名、行政代表1名　計7名

　台東区中核病院運営支援協議会の提案に基づき、区は下記の支援を行いました。

1　医療提供体制の早期回復に対する助成
　病院内の環境消毒に要する経費を助成（補助額　約3,800万円　令和2年度）

2　新型コロナウイルス感染症等にかかる医療提供体制の強化に対する助成
・手術室（1室）及びカテーテル室（1室）を陰圧制御室に整備するとともに、
　紫外線照射殺菌装置（1台）の購入に要する経費を助成（補助額　約3,600万円　令和2年度）
・HCU（高度治療室）の機能強化（6床から8床へ増床し、うち4床を陰圧制御可能な個室に整備）に要する経費を助成（補助額　1億円　令和3年度）

3　土地の貸付料の免除
　免除額　約2億2千万円（令和2年～4年度）