このページの先頭です
このページの本文へ移動

COPDをご存じですか?~11月15日は世界COPDデーです~

ページID:263929456

更新日:2023年10月1日

令和5年11月15日(水曜日)は世界COPDデーです。
※毎年11月の第三水曜日を世界COPDデーと定めており、この日に向けて世界各国でCOPDへの関心を高める活動を行っています。

COPDってどんな病気?

 COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、別名「たばこ病」とも言われ、たばこの煙等の有害物質を長期に吸入することで生じる肺の病気(慢性気管支炎や肺気腫)の総称です。
 たばこなどの刺激で気管支に炎症が起こり、肺胞が破壊されることによって呼吸がしづらくなります。重症化すると、少し動いただけでも息切れしてしまい、酸素吸入が必要になるなど、生活に大きく影響します。

主な原因はたばこの煙

 この病気の最大の原因は「たばこの煙」であり、COPD患者の約90%は喫煙歴のある方です。COPDは喫煙期間が長いほど発症しやすく、また進行しやすいと言われています。また、たばこを吸っていなくても、たばこの煙を吸ってしまう 受動喫煙によって、COPDなどの様々な健康障害を引き起こすことが明らかになっています。
 COPDは、禁煙をすることや受動喫煙を防ぐことで、予防が可能です。

こんな方はご用心

・せき・たんが出る
・息切れしやすい
・ゼイゼイ、ヒューヒュー呼吸音がする
・40歳以上
※たばこを吸っている(吸っていた)方でいくつか該当する場合は、早めに呼吸器科の専門外来にご相談ください。COPDは早期発見・早期治療により、発症のリスクとその後の治療等の負担を大幅に軽減することが可能です。

COPDと診断された場合

 COPDと診断されたら、禁煙しましょう。悪化してしまった肺機能を健康な状態に戻すことは困難ですが、禁煙は少しでも進行を遅らせるための第一歩です。
 禁煙するためには、まず、たばこやライター、灰皿を処分する、周りに禁煙宣言をするなど環境を改善しましょう。そして、たばこを吸いたくなったら深呼吸をする、歯磨きをするなど代わりの行動をとり、気持ちを紛らわせましょう。
 医療機関を受診して禁煙するための方法として禁煙治療があります。禁煙治療では、禁煙するときのつらい症状を和らげてくれる禁煙補助薬を使うことができます。一定の要件を満たしている場合、健康保険等が適用になります。
 ※令和4年4月以降、「台東区禁煙外来マップ」の配布・掲載を一時延期しております。詳しくは下記サイトをご確認ください。

台東区のCOPDに関する取り組み

 COPDの啓発キャンペーンとして、中央図書館・台東保健所・台東区役所において、パネル展示およびCOPD・禁煙に関するリーフレットの配布を行います。
 日程:令和5年10月20日(金曜日)~11月30日(木曜日)
    ※場所によって開催期間が異なります。
 場所:中央図書館特集コーナー 令和5年10月20日(金曜日)~11月15日(水曜日)
    台東保健所1階     令和5年11月6日(月曜日)~11月30日(木曜日)
    台東区役所1階     令和5年11月16日(木曜日)~11月30日(木曜日)

COPDのシンボル「GOLDリボン」

 「GOLDリボン」はCOPDを多くの人に知ってもらうためのシンボルです。世界COPDデーをきっかけに、まずCOPDについて知ってください。そして、あなたの将来の健康について考えてみてください。台東保健所では、COPDに関するリーフレットを配布しています。

一般社団法人GOLD日本委員会

お問い合わせ

台東保健所 保健サービス課健康推進担当

電話:03-3847-9406

ファクス:03-3847-9467

本文ここまで

サブナビゲーションここまで