COPDをご存知ですか?~11月17日は世界COPDデーです~
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更新日:2021年11月5日
令和3年11月17日(水曜日)は世界COPDデーです。
※毎年11月の第三水曜日を世界COPDデーと定めており、この日に向けて世界各国でCOPDへの関心を高める活動を行っています。
台東区のCOPDに関する取り組み
COPDの啓発キャンペーンとして、パネル展示およびCOPD・禁煙に関するリーフレットや台東区受動喫煙防止対策推進キャラクターけむたいぞうの啓発品の配布を行います。
日程:令和3年11月15日(月曜日)~11月30日(火曜日)
場所:台東保健所1階エントランスホール
COPDってなに?
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、別名「タバコ病」とも言われ、タバコの煙等の有害物質を長期に吸入することで生じる肺の病気(慢性気管支炎や肺気腫)の総称です。
タバコなどの刺激で気管支に炎症が起こり、肺胞が破壊されることによって呼吸がしづらくなります。重症化すると、少し動いただけでも息切れしてしまい、酸素吸入が必要になるなど、生活に大きく影響します。また、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクとなります。
主な原因はタバコの煙
この病気の最大の原因は「タバコの煙」であり、COPD患者の約90%は喫煙歴のある方です。COPDは喫煙期間が長いほど発症しやすく、また進行しやすいと言われています。また、タバコを吸っていなくても、タバコの煙を吸ってしまう 受動喫煙によって、COPDなどの様々な健康障害を引き起こすことが明らかになっています。
禁煙をすることや受動喫煙を防ぐことで、COPDの発症リスクと新型コロナウイルス感染症の重症化リスクを減らすことができます。
こんな症状があったらご用心
・咳・痰が出る
・息切れしやすい
・呼吸をするとゼーゼーヒューヒュー音がする
・40歳以上
※タバコを吸っていて(過去に吸っていて)、いくつか思い当たる方は、軽く考えず早めに呼吸器科の専門外来にご相談ください。COPDは早期発見・早期治療が重要です。
COPDと診断された場合
進行を遅らせるために、禁煙をしましょう。
台東区にも禁煙外来を実施している医療機関があります。
COPDのシンボル「GOLDリボン」
「GOLDリボン」はCOPDを多くの人に知ってもらうためのシンボルです。世界COPDデーをきっかけに、まずCOPDについて知ってください。そして、あなたの将来の健康について考えてみてください。台東保健所では、COPDに関するリーフレットを配布しています。
http://www.gold-jac.jp/(外部サイト)
一般社団法人GOLD日本委員会
お問い合わせ
台東保健所 保健サービス課健康推進担当
電話:03-3847-9406
ファクス:03-3847-9467
