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たばこが及ぼす健康への影響

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更新日:2025年10月30日

こんなに怖い!たばこの有害物質

喫煙は肺がんをはじめ多くのがんや脳血管疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの病気と因果関係があるとされています。たばこには200種類以上有害物質70種類以上の発がん性物質が含まれており、有害物質のなかでも「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」をたばこの3大有害物質といいます。

(1)ニコチン(依存症という悪循環)
麻薬にも劣らない強い依存性を持つニコチン。禁煙したくてもできないのは、ニコチン依存症という病気になっているためです。意志だけでは治すことが難しい、治療が必要な病気です。

(2)タール(恐ろしい発がん物質)
タールには発がん性物質が含まれています。すぐに体内から消えず、長く悪影響を及ぼします。

(3)一酸化炭素(酸欠は病気の引金)
一酸化炭素は体内を酸素欠乏状態にします。運動能力の低下や心臓に負担をかけます。

受動喫煙の危険性

たばこを吸わない人が、他人のたばこの煙を吸ってしまうことを「受動喫煙」といいます。たばこの先から立ちのぼる煙(副流煙)には、喫煙者が吸い込む煙(主流煙)2.8倍のニコチン3.4倍のタール4.7倍の一酸化炭素が含まれているため、たばこを吸わない人にも様々な悪影響を及ぼします。

たばこに関する取り組み

禁煙週間キャンペーン

毎年5月31日は世界禁煙デーと定められており、台東保健所・浅草保健相談センター・台東区役所等で禁煙、受動喫煙に関するパネル展示やリーフレットの配布を行っています。

COPDキャンペーン

毎年11月の第三水曜日は世界COPDデーと定められており、この日に向けて世界各国でCOPDへの関心を高める活動を行っています。

禁煙外来マップ

禁煙外来を設けている区内の病院をマップ形式でご紹介しています。

こどもへの啓発活動

小・中学校での喫煙防止教育や下町こどもまつりなどで、たばこの健康への影響や受動喫煙の危険性に関する啓発活動を行っています。

区内小・中学校での喫煙防止教育実施実績

実績
令和6年度
  小学校 中学校 合計
実施校数 10校 3校 13校
児童・生徒数 679人 328人 1,007人

意見・感想(一部抜粋)

(児童・生徒)

  • 家族に吸っている人がいるため、学んだことを教えてあげたいです。また、たばこを吸うように誘われても断れるようにしたいです。
  • 知っている悪影響もあったが、知らないこともたくさんあり、改めてたばこは吸いたくないと思いました。受動喫煙もなるべくしないように心がけたいです。
  • たばこは自分に害を与えるだけでなく他の人にも害を与えるため、たばこを吸っている人には、みんなのことも考えてやめて欲しいと思いました。

(保護者)

  • たばこは体にも良くないし、お金もかかるため、本当にダメだと言い聞かされました。子どものためにも禁煙します。
  • 両親揃って喫煙者。授業内容をよく聞き両親へ一生懸命伝える我が子。新聞やネットニュース等自分たちで情報を得るよりも、胸に刺さるものがありました。子どもに直接伝えられると参ります。これを機にまずは減らそうと思います。浮いたお金で一緒においしいごはんを食べましょう。
  • たばこの健康への影響について改めて考えさせられました。子どもがこのような大切な知識を学ぶ機会を持てたことはとても素晴らしいことだと思います。家族全員で健康について話し合う良いきっかけにしたいと思います。
実施の様子

各種イベントでの啓発活動

受動喫煙防止啓発グッズの配布

台東区では受動喫煙防止対策推進キャラクター「けむたいぞう」のキーホルダーを台東保健所・浅草保健相談センターの2箇所で配布し、普及啓発活動を行っています。

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お問い合わせ

台東保健所 保健サービス課健康推進担当

電話:03-3847-9406

ファクス:03-3847-9467

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