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台東区の観光復活に向けた方針

ページID:666072037

更新日:2022年3月7日

 新型コロナウイルス感染症は、世界の人々の生活を大きく変え、インバウンド旅行者の消失や国内観光需要の減少等により、交通・宿泊をはじめとした観光関連産業はかつてない大打撃を受けています。
 アフターコロナに向け、官民が一体となって観光振興に取組むため、観光事業者等へのアンケート調査や団体ヒアリングの実施結果とともに、「旅行者ニーズの変化」などを踏まえ、本区の観光を復活させるために必要な施策を戦略的に体系化した方針をまとめました。

台東区の観光復活に向けた方針の概要

方針の位置づけ

 台東区では、これまで観光ビジョン(平成13年)、新観光ビジョン(平成22年)、観光振興計画(平成28年)と、観光振興に係る計画を策定してきました。令和2年度末までを計画期間とする直近の観光振興計画は、各種イベント開催や海外シティセールスなど、現在のコロナ禍の状況においては実現が難しい事業も多く含まれていました。
 本方針は、これまでの観光振興計画を見直し、本区の観光を復活させるため真に必要な施策を戦略的に体系化したものであり、感染状況の変化等に応じて適宜施策に修正を加えていくものとします。

目標とする姿、理念

 平成28年策定の観光振興計画における、目標とする姿「本物に会えるまち」と理念「観光の持続的発展」を本方針においても引き続き掲げます。
 この目標と理念に基づき、コロナ禍からの復活を図り、地域経済を活性化し、区民生活の向上につなげていくとともに、すべての観光客が満足し、区民が愛着や誇りを持てる観光地を実現していきます。

基本方針

(1) 区内観光事業者の「稼ぐ力」を高める

 観光客の激減により、区内観光関連事業者は経営的な苦境に陥っているため、直接的に地域の稼ぐ力を引き出す事業を優先的に実施します。

(2)区民の生活向上を意識した観光基盤づくり

 良好な景観や快適に観光できる環境など、区民生活の向上にも資する視点から観光基盤づくりを進め、区民と観光客の双方の満足度を高めるよう取り組みます。

(3)誘客の分散化と量の観光から質の観光への転換

 インバウンド観光客の回復などにより、コロナ前のような過密状態が発生しないよう、観光客を分散させるように誘導を図ります。
 また、国内外の富裕層やアフターMICEなど、観光消費を優先した顧客の誘致を強化し、量の観光から質の観光へと転換を図ります。

目標指標

(1)観光客の意識
目標指数 現状(平成30年度) 目標(令和5年度)
台東区を訪れて満足した観光客の割合 99.5% 維持・向上
台東区を再び訪れたいと思う観光客の割合 97.8% 維持・向上

※平成30年度台東区観光統計・マーケティング調査結果より

(2)区民の意識
目標指数 現状(令和3年度) 目標(令和5年度)

観光客が増えることに対して
好意的な区民の割合

85.5%
参考 67.8%(令和元年度)

向上

台東区を魅力ある観光地として
紹介できると思う区民の割合

80.2%
参考 79.4%(令和元年度)

向上

観光基盤を整備することが区民生活の
向上に寄与すると思う区民の割合

91.9%
参考 88.7%(令和元年度)

向上

※令和3年度 「区民の意識調査結果」より

(3)観光統計指標
目標指数 現状(令和2年度) 目標(令和5年度)
年間観光客数

1,631万人
参考:5,583万人(H30年度)

回復
年間観光消費額(推計)

1,263億円
参考:5,014億円(H30年度)

回復・増加
年間宿泊観光客数(延べ)

223万人
参考:824万人(H30年度)

回復

※令和2年(2020)「台東区観光統計分析」より

台東区の観光復活に向けた方針の閲覧

閲覧場所

観光課、区政情報コーナー(区役所3階7番窓口)、各図書館

台東区の観光復活に向けた方針 ダウンロード

台東区の観光復活に向けた方針(全体版)

台東区の観光復活に向けた方針(分割版)

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お問い合わせ

観光課

電話:03-5246-1151

ファクス:03-5246-1515

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