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快適で健康的な住まいを目指して

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更新日:2019年5月30日

室内のダニ対策

 生息数の多少はありますが、ダニは室内に必ず住みついています。一般家庭では、チリダニ科のヒョウヒダニが最も多く見られ、室内のチリ・ホコリ・寝具に付着した人のアカ、フケ、食べ物のカス、カビ等をエサとして繁殖します。ヒョウヒダニは、死骸やフンによりアレルギー性の気管支喘息やアトピー性皮膚炎を起こしますので、日ごろから室内の環境に気を配り、ダニの生息数を減らしていくことが大切です。

対策のポイント

 床面に掃除機をかけることで、ダニやその糞、抜け殻、破片、繁殖の原因になるエサなどを取り除くことができます。畳1枚あたり30秒~1分くらい時間をかけ、ゆっくり吸い取りましょう。ダニの糞は水に溶けるので、布団カバーやぬいぐるみなどは洗える素材のものを選び、定期的に洗いましょう。天気の良い日は布団を干し、よく乾燥させましょう。天気の良い日は窓を開け、部屋の風通しを良くして、畳など室内の湿気を取り除きましょう。

室内のカビ対策

日本は高温多湿のため、カビが生えやすい環境が整っています。さらに、最近の住宅は湿気がこもりやすいため、カビが発生しやすくなっています。

 室内を浮遊するカビの胞子や菌糸の断片を吸い込むと、体質によってはぜん息などを引き起こすことがあります。ぜん息の主要なアレルゲンとなるヒョウヒダニなどは、カビを好んで食べますので、カビが生えることはダニを増やすことにもなります。普段からカビの発生しにくい環境づくりを心がけましょう。

対策のポイント

 カビが発生する一番の原因は「湿気」です。換気を行ない、室内の風通しをよくしましょう。
 浴室はもっともカビが生えやすい場所です。アカや石けんのカスは絶好の栄養源ですので、使った後はよく洗い流すようにし、入浴後は湿気がこもらないように換気を行ないましょう。
 カビが発生した場合は放置せず、速やかに取り除きましょう。窓などに結露した水はこまめにふき取るようにし、サッシ下部の排水溝は流れをよくして、結露した水を屋外に出すようにしましょう。

結露の防止

 結露とは、空気が冷たい面(壁や窓ガラスなど)に触れて温度が下がり、空気中に含まれる水蒸気が水滴となって現れることをいいます。特に冬時期の北側の窓に現れることが多く、壁や窓ガラスに付着した水滴は建材や壁紙をいため、また、アレルギー疾患の原因の一つであるカビを発生させやすくします。

対策のポイント

 換気不足が結露の発生原因になります。こまめに換気して、室内の水蒸気をできるだけ外に逃がすようにしましょう。特に、調理の時や入浴後は換気扇をまわしましょう。また、マンションなどの24時間換気のシステムを過信しないようにしましょう。
 室内に洗濯物を干さないなど、室内の水蒸気発生を防ぐことも大切です。また、結露を見つけたらすぐにふき取りましょう。

お問い合わせ

台東保健所 生活衛生課 環境衛生担当

電話:03-3847-9455

ファクス:03-3841-4325

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