「生誕100年 朝倉響子展」を開催します
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更新日:2025年4月30日
リサ(1994年)
近代日本を代表する彫刻家・朝倉文夫(1883年から1964年)の次女である朝倉響子(1925年から2016年)。 本年は、生誕100年の節目の年となります。
父と同じ彫刻の道をゆく生涯であったものの、その道行きは父とはまた違った魅力を放つものでした。自由であることを大切にし、そのための努力を惜しまず、創作活動に邁進した響子は、洗練された都会的な女性像を多く制作し、自身の様式を確立しました。街の風景に溶け込む響子作品は、場と調和しつつも場に埋没することなく、空間に確かな変化をもたらす独特の存在感を有します。
本展では、没後にご遺族から台東区に寄贈いただいた作品群の中から、厳選した12作品を展示します。
ツキー(1978年)
F(憩う)(1978年)
クリスティン(2000年)
担当部署からのコメント
上野の森美術館ギャラリーは、2010年に個展『彫刻・朝倉響子展』が開催された場所でもあります。ぜひ多くの方にご来場いただき、“彫刻家・朝倉響子”の魅力を感じてもらいたいです。
お問い合わせ
文化振興課担当(芸術・芸能支援)
電話:03-5246-1328
ファクス:03-5246-1515
