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在宅避難と備蓄について

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更新日:2024年3月6日

在宅避難とは

 「在宅避難」とは、災害時においてご自宅に倒壊や焼損、浸水、流出の危険性がない場合に、そのままご自宅で生活を送る方法です。在宅避難が可能かどうかは、フローチャートで確認することができます。また、在宅避難を行う場合には、生活必需品の備蓄が必要不可欠となってきます。

避難所生活のメリット・デメリット

避難所生活には、以下のようなメリットやデメリットがあります。

避難所のメリット

  • 堅固な建物であり、倒壊のおそれは限りなく低いです。
  • 集団生活なので、生活のサポートを受けられます。

避難所のデメリット

  • 集団生活には感染症のリスクが伴います。常時マスク着用です。
  • プライベートの確保が難しいです。となりの会話は聞こえてしまいます。一人あたり4平方メートルの生活スペースです。
  • 共同生活なので、様々なルールがあります(食事時間・消灯時間など)。

在宅避難判定フローチャート

 在宅避難が可能か否かの判定基準は、地震時も風水害時も同じです。地震の場合、ご自宅に倒壊や焼損の危険性がなければ、在宅避難が可能です。風水害時にも、ご自宅に浸水の危険性がない場合は、在宅避難が可能です。ただし、どちらの場合も、他人のサポートを必要とする場合は、避難所や避難場所に避難することが必要です。

ご自宅に倒壊や焼損、浸水、流出の危険性がなければ、在宅避難が可能です。発災後にご自宅で生活を送るうえで、他人のサポートを必要とする場合は、避難所や避難場所に避難する必要があります。

判断1 危険を見極める

 以下のチェックポイントにより危険と判断したら避難所・避難場所へ避難し、危険が無いと判断できば、判断2により評価してください。

チェックポイント
  • 自宅の家屋に倒壊などの被害があるか?
  • 隣家の倒壊・火災などで自宅に影響があるか?
  • 自宅が水害や土砂災害の被害を受け、生活できないか?

判断2 生活できるか確認

 以下のチェックポイントにより自宅での生活ができなければ避難所・避難場所へ避難し、生活できれば自宅に留まる事が可能です(在宅避難)。
 なお、避難所・避難場所も停電・断水した場合の設備には限りがありますが、ご自宅が断水・停電時には、在宅避難者も避難所等にある、断水中でも利用できるマンホールトイレ等の利用や食料受給が可能です。

チェックポイント
  • 日常生活をするうえで、他人のサポートが必要であるか?

トイレの使用可否の確認方法

 大地震発生時は、断水や配水管の破損により、トイレが使えない可能性が高くなります。
 ご自宅のトイレが使用できるかどうかを確認する方法などについて、東京都下水道局ホームページに記載されていますので、是非ご覧ください。

備蓄について

非常用備蓄品について

 いつ起きるかわからない災害に備えるために、日頃からご自宅でも食料品や生活必需品を備えておくことが大切です。

非常用備蓄品 在宅避難をするとき

飲料水

1人1日3リットルを目安に用意
燃料 カセット用コンロボンベ(最低6本)
食品 無洗米、即席麺、レトルトご飯・食品、缶詰、乾パン(長期保存可)

その他生活用品

災害用トイレ収納袋、ビニール袋、救急箱、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、ウェットティッシュ、使い捨てカイロ
乳幼児・高齢者、女性がいる場合には、それぞれのご家庭で必要になるものを備えましょう。


非常用持ち出し品

貴重品 現金、カード類、預貯金通帳、権利証、保険証、印鑑など
食品 乾パン、缶詰など火を通さずに食べられるもの
飲料水 持ち運びができるもの
応急医薬品 常用薬、ばんそうこう、消毒薬、包帯など
懐中電灯 1人1個(予備用電池も多めに)
充電式携帯ラジオ

省電力で電池の持ち時間も長いので災害時にも安心です
スマホの充電に対応しているものもあります

衣類・タオル 上着、下着などの衣類、タオル、雨具、軍手など
その他 ティッシュペーパー、ビニール袋、紙おむつ、モバイルバッテリーなど

防災用品のあっせん

 区では、区民および区内に勤務先のある方を対象に、防災用品を特別価格であっせんしています。詳しくは、以下のページをご確認ください。

ご自宅で備蓄をしたときのイメージ写真

 大規模な災害が発生すると、ライフラインが被害を受け、物資の供給が遅れてしまう恐れがあります。そういった事態を踏まえ、まずは「3日分」を目標にしましょう。また、復旧に時間がかかり、流通が機能しない場合を想定すると、「1週間分」の備蓄に努める必要があります。

備蓄したときのイメージ写真として用いる商品の内容

内容

  • 水1.5リットル(2本)
  • アルファ米(ドライカレー・山菜おこわ・五目ごはん・梅がゆ100グラム 各1袋)
  • ビスケット(1袋)
  • きなこ餅(1袋)
  • クラッカー(1缶)
  • ビスコ(1缶)

内容

  • 水1.5リットル(8本)

3日分の備蓄量(4人家族)

  • 36リットル(4人×3リットル×3日分)
食料
  • 36食分(4人×1日3食×3日分)

1週間分の備蓄量(4人家族)

  • 84リットル(4人×3リットル×7日分)
食料
  • 84食分(4人×1日3食×7日分)

3日分と1週間分の備蓄量の比較(4人家族)


3日分と1週間分の備蓄量の比較

日常備蓄について

 「日常備蓄」とは、普段使っているものを常に少し多めに備えることです。食料品や生活必需品などを、非常用として備蓄することが難しい方におすすめの方法です。通常の備蓄と比較して、より手軽に備蓄を始めることができます。
 下記に記載されているのは、東京都が勧めている日常備蓄のイメージとなります。 

日常備蓄のイメージ

引用元:『「日常備蓄」で災害に備えよう』(東京都総務局総合防災部防災管理課,令和2年11月版,6頁)

関連情報

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お問い合わせ

危機・災害対策課

電話:03-5246-1092

ファクス:03-5246-1099

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