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お口の健康情報

ページID:677002626

更新日:2022年8月18日

あなたの好きなもの・ことは何ですか?


食事(噛む、飲み込む)、見た目、発音、滑舌、笑顔、体力
お口の状態に自信があると、好きなもの・ことを思いきり楽しめると思いませんか?

日々を楽しむ資本は「口腔機能こうくうきのう

口腔機能とは、噛む、飲み込む、話す、表情を豊かにするといったことに重要な役割を果たす機能です。歯や舌、口唇、頬、唾液などお口に関する様々な働きを指します。

その1「

歯は噛み砕く、歯ごたえを楽しむ、発音を助ける、顔の形を整える、といった働きをしています。

「噛む」ことの効果はなんと8つ!!!

(1)肥満予防
 よく噛むことで満腹感が得られ、食べ過ぎを防いでくれます。
(2)味覚の発達
 よく噛んで味わうことにより食べ物の味がよくわかります。
(3)言葉の発音がはっきり
 口の周りの筋肉を使うことで発音・表情がよくなります。
(4)の発達
 噛む刺激が脳細胞の働きを活発にします。
(5)歯の病気を防ぐ
 だ液が口内を浄化してむし歯や歯周病を防ぎます。
(6)がんの予防
 だ液中の酵素には発がん物質の発がん作用を消す働きがあります。
(7)胃腸の働きを促進
 消化酵素がたくさんでて消化を助けます。
(8)全身の体力向上全力投球
 力を入れて噛みしめたいとき、歯を食いしばることで力がわきます。


◆歯を失う原因は「むし歯」と「歯周病」

歯を失う原因の多くはむし歯と歯周病です。
特に、40歳以降は歯周病による歯の喪失が増加します。
35歳でも3割以上が重度歯周病との結果から、若いうちからのケアが将来を決めるとも言えます!


令和3年度 台東区歯科基本健康診査より

◆むし歯・歯周病を防ぐセルフケア

新品の歯ブラシの歯垢除去率100%とすると、毛の開いた歯ブラシの除去率は60%程度だと言われています。
歯ブラシの交換目安は1か月(毛先が広がったら交換しましょう)

歯ブラシが届かない歯と歯の間は、歯間ブラシやデンタルフロスを使用しましょう。ご自身にあったサイズは歯科医院で相談してみましょう。

その2 「舌」

舌は食べ物の味を感じる、飲み込みやすくまとめて喉へ送る、発音を助けるなどの役割です。

口臭の原因は舌の汚れ(舌苔ぜったい)!?

口の粘膜は皮膚の垢と同じように細胞が剥がれ落ちて、舌に白く溜まり腐敗します。これが舌苔です。舌苔は最大の口臭源で口臭の約6割が舌苔から発生すると言われています。
舌は腕や脚と同じように筋肉でできています。舌の動きが弱っていたり、口呼吸などでお口が乾燥していると舌苔が付着しやすくなります。
舌をよく動かすにはお口の体操が効果的です!!

その3 「唾液」

食べ物を消化する、食べかすを洗い流す、むし歯を防ぐ、抗菌、潤わせて食事や会話をスムーズにするなどとても重要な働きをしています。
唾液をたくさん出すポイントはよく噛んで食べることです。


唾液のはたらき

まずは、自分の口腔機能をチェックしてみましょう!!

むし歯が見つかったら嫌だ。治療が痛い忙しくて予約をとりそびれる。
自覚症状がないから行く必要がない。治療費がかかる。


定期的に歯医者さんに通っている方が、実はお得です!!
定期的に健診を受けていれば、むし歯や歯周病を予防でき、自覚症状のないむし歯や歯周病も早期発見・早期治療が可能なので、治療の負担も少なく済みます。健診を受けず重症化してから治療を開始した方が、結果的に時間も費用もかかってしまう可能性が高いのです。


台東区では無料の歯科健診を実施しています。

対象年齢や健診についての詳細は歯科基本健康診査からご確認ください。

お問い合わせ

台東保健所 保健サービス課母子成人保健担当

電話:03-3847-9449

ファクス:03-3847-9467

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