このページの先頭です
このページの本文へ移動

デング熱・ジカウイルス感染症対策について

ページID:471696459

更新日:2022年1月12日

 平成26年に約70年ぶりとなるデング熱の国内感染がありました。また、最近、マスコミ等でジカウイルス感染症が話題になっています。デング熱・ジカウイルス感染症の正しい知識を持ち、日頃から蚊の発生防止に努めることが重要です。

デング熱とは

 デング熱は、デングウイルスを持った蚊(ヒトスジシマカ)に刺されることで感染する感染症で、人から人に感染するような病気ではありません。蚊に刺されてから2日~15日(多くは3日~7日)程度で、突然の高熱、関節痛、筋肉痛、目の奥の痛み、発しんなどの症状が現れた場合には、デング熱の可能性がありますので、医療機関を受診しましょう。

ジカウイルス感染症とは

 ジカウイルス感染症は、ジカウイルスを持った蚊(ヒトスジシマカ)に刺されることで感染する感染症です。潜伏期間は、2日~12日(多くは2日~7日)ですが、感染しても症状がないか、症状が軽いため気付きにくいこともあります。妊娠中の女性が感染すると胎児に感染する可能性が指摘されているため注意が必要です。海外の流行地等で、蚊に刺されてから、発熱、発疹、筋肉痛等の症状が見られた場合は、医療機関を受診しましょう。

蚊に刺されないために

(幼虫対策)
 雨が降ると、水たまりが多くなり、蚊が発生しやすい環境が整います。先ずは、蚊の幼虫(ボウフラ)の発生源となる水たまりをなくすことが大切です。ボウフラは約1週間から2週間で成虫になりますので、家の周りを点検し、放置されたビン、缶、バケツ、ジョウロ、桶、植木鉢の受け皿などを片付けて発生原因をなくしましょう。

(成虫対策)
 屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、長袖シャツや長ズボン等を着用し、肌の露出を控え、ディートやイカリジンといった有効成分が含まれている虫よけ剤を使用するなど、蚊にさされないよう注意しましょう。また、窓などに網戸を設置するなど、蚊の家への侵入を防ぎましょう。家の周りのやぶや草むらの剪定、草刈りを行い、風通しを良くしましょう。

関連情報

蚊の病原体保有調査についての情報は

 東京都が実施している蚊の病原体保有調査については、東京都健康安全研究センターのホームページでご覧になれます。

デング熱についての情報は

 デング熱の症状、予防等ポイントについては、東京都感染症情報センターのホームページでご覧になれます。

ジカウイルス感染症の情報は

 ジカウイルス感染症の症状、予防等ポイントについては、台東区のホームページ(感染症予防)と東京都感染症情報センターのホームページでご覧になれます。

お問い合わせ

台東保健所 生活衛生課 環境衛生担当

電話:03-3847-9455

ファクス:03-3841-4325

本文ここまで

サブナビゲーションここまで