風しん抗体検査・風しん予防接種費用助成
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更新日:2025年8月7日
台東区では、先天性風しん症候群の発生を防ぐため、妊娠を希望する女性とその同居者に対して風しんの抗体検査と予防接種の費用助成を実施しています。
妊娠中の女性は風しんのワクチンを接種することができないため、抗体価の低い妊婦のご家族は、風しんを発症しないように予防に努めましょう。
風しんとは
風しんウイルスの飛沫感染によって起こる病気で、主な症状は、かぜ症状、発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹などです。
潜伏期間は2~3週間で、発疹、熱は約3日間で治るので、「三日ばしか」と呼ばれることがあります。
合併症として、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されています。妊婦が妊娠初期にかかると、先天性風しん症候群(心臓病、白内障、聴力障害)の赤ちゃんが生まれてくる可能性が高くなります。
風しん抗体検査費用助成
対象者
区内在住の満19歳以上の妊娠を希望する女性とその同居者
※今までに風しんにかかったことがある方、風しん予防接種または麻しん風しん(MR)予防接種を受けたことがある方、風しん抗体検査を受けたことがある方は対象になりません。
※抗体検査で抗体価が十分でないと判定された方は、予防接種費用助成の対象となりますので、接種をご検討ください。
※パートナー以外の同居者及び妊婦の同居者も含まれます。
検査費用
無料
有効期間
令和7年4月1日から令和8年3月31日まで
申込方法
申請により窓口または郵便で、「台東区風しん抗体検査受診票」、「台東区風しん対策予防接種予診票」を発行します。
窓口での発行をご希望の場合
台東保健所5階保健予防課で発行します。
郵便での発行をご希望の場合
下記よりお申込みください。
実施方法
- 下記「風しん抗体検査・風しん予防接種実施医療機関」にて実施しています。本人確認書類、検査受診票及び予診票を医療機関にお持ちください。
- 風しん抗体検査は、HI法またはEIA法のいずれかの検査方法により実施します。
- 検査結果については、検査受診医療機関にて説明を受けてください。抗体価が十分でないと判定された方は、予防接種費用助成の対象となりますので、接種をご検討ください。。接種を受ける場合は、基本的に検査を受けた医療機関で接種してください。
風しん予防接種費用助成
対象者
区内在住の満19歳以上の妊娠を希望する女性とその同居者で、風しんの抗体検査等で抗体価が十分でないことが確認された方
※風しん含有ワクチンを2回以上受けたことがある方は対象になりません。
※妊娠している方及びその可能性がある方は、接種を受けることができません。なお、接種後2か月間は、妊娠を避けることが必要です。
抗体価の判定基準
検査結果において、抗体価が下記数値の場合、予防接種費用助成の対象となります。
- HI法:16倍以下
- EIA法:8.0未満
接種費用
無料
有効期間
令和7年4月1日から令和8年3月31日まで
申込方法
申請により、窓口または郵便で予診票を発行します。
窓口での発行をご希望の場合
台東保健所5階保健予防課で発行します。風しん抗体検査結果をお持ちください。
郵便での発行をご希望の場合
下記よりお申込みください。申請の際に、風しん抗体検査結果データをアップロードしてください。
接種方法
下記「風しん抗体検査・風しん予防接種実施医療機関」にて実施しています。本人確認書類と予診票を医療機関にお持ちください。
接種ワクチン
風しん単独ワクチン または 麻しん風しん混合(MR)ワクチン
接種にあたっての注意事項
接種が受けられない方
- 37.5度以上の熱がある方
- 重篤な急性疾患にかかっている方
- 今回受ける予防接種によって、またはワクチンに含まれる成分で、アナフィラキシー・ショックを起こしたことのある方
- 免疫異常のある方
- 妊娠している方、または妊娠している可能性がある方(接種後2か月間は妊娠を避けることが必要です)
接種を受ける際に医師との相談が必要な方
- 心臓病・腎臓病・肝臓病、血液の病気や発達障害などの基礎疾患のある方
- 以前ワクチン接種後2日以内に、発熱、発疹、じんましんなどがみられた方
- 以前けいれんを起こしたことのある方
- 過去に免疫不全と診断されている方、近親者に先天性免疫不全症の者がいる方
- ワクチンに含まれる成分にアレルギーがある方
- ガンマグロブリン製剤の注射を受けたことがある方
接種後の注意
- 接種後30分位は、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。
- 接種当日は、激しい運動は避けましょう。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、わざと注射した部位をこすることはやめましょう。
副反応
接種後、4週間は副反応の出現に注意しましょう。
主な副反応は、発熱と発疹です。他の副反応として、接種部位の発赤、腫脹(はれ)、硬結(しこり)などの局所反応、じんましん、リンパ節腫脹、関節痛、熱性けいれんなどがみられます。
まれに、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、脳炎、けいれんなどの副反応が生じる可能性もあります。
風しん抗体検査・風しん予防接種実施医療機関
区内の協力医療機関にて実施しています。
※区外で受診、接種した場合は全額自己負担となります。
台東区風しん対策協力医療機関名簿(令和7年8月1日時点)(PDF:324KB)
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関連情報
18歳以下の麻しん風しん混合予防接種未接種者へ接種料を助成しています
18歳以下で麻しん風しん(MR)定期予防接種を2回完了していない方は不足分の予防接種を無料で受けられます。
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性のうち令和7年3月31日までに風しん抗体検査を受診し抗体価が基準より低かった方はこちらの制度をご利用ください。
