災害時のサポート
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更新日:2010年10月22日
冬は火災などの災害が発生しやすい時期です。災害時には、自分の身は自分で守ることが基本ですが、障害のある方は災害の状況を正確に把握できない場合や、安全な場所への避難が容易でない場合があります。
いざというとき、あなたの手助けが大きな力になります。
1.手足の不自由な方
本人の希望や、心身の状態を確かめた上でそれに応じた方法をとる。
むやみに車いすや歩行器具、体に触らない。
杖を使って避難している人がいた場合、本人がゆっくり歩けるように段差や凹凸が少ないところを選んで誘導する。
2.聴覚障害のある方
本人の希望を聞いてベストな方法でコミュニケーションをとり、どんな方法で会話をするときも、合図をして注意を惹きつけてから行う。
事態を正確に把握しているか確認しながら情報を伝えるようにする。
3.視覚障害のある方
災害の規模や周囲の様子を言葉で知らせる。
避難するときは、進行方向だけでなく、足下や頭上の障害物についても伝え、周囲の状況を頭の中でイメージできるようにする。
4.知的障害のある方
相手の不安をなるべく取り除くようにやさしい態度で、わかりやすい言葉で声をかける。
近くに保護者がいるか確認する。
恐怖で動けなくなっている場合はおぶいひもや担架を使う。
5.精神障害のある方
手帳などで連絡先(できれば医療機関など)を探して、適切なケアができる人を確保する。
薬の副作用などで脱力して動けない場合は、背負ったり担架を使って避難する。
お問い合わせ
障害福祉課施策推進担当
電話:03-5246-1206
ファクス:03-5246-1179
