びわ湖長浜KANNON HOUSEの閉館及び長浜市の今後のシティプロモーションについて

　台東区と滋賀県の長浜市は「特定分野における連携に関する協定」を締結し、文化・産業・観光分野で交流を図っています。
　平成28年3月に、長浜市が東京・上野に開館した「びわ湖長浜KANNON HOUSE」は、市が誇る「観音文化」を、首都圏を中心に全国に向けて情報発信するため、日本の文化の中心である東京・上野に整備した拠点であり、令和2年10月31日をもって閉館しました。4年8か月の開館中、延べ24躯体（実数としては20躯体）の観音さまを出陳し、約7万人の方が来館されました。
　今後、長浜市は、観音文化の発信をきっかけに首都圏で培ってきたシティプロモーションの基盤を活かし、引き続き情報発信を行うほか、より長浜市とつながりを持つ人を増やしていくため、関係人口の拡大・創出、来訪者の受入体制強化に取り組みます。
※びわ湖長浜KANNON HOUSE 年度別入館者

　引き続き、台東区との連携や東京―長浜リレーションズとの関係人口創出・拡大事業などを通じ、シティプロモーションを発展させます。

観音の里・長浜の祈りとくらしをプロモートする「観音プロジェクト」は、次のステージに進みます。令和2年4月に設立された「観音の里・祈りとくらしの文化伝承会議」にて、観音の里・長浜の情報を発信するとともに、長浜市側の受け入れ体制の検討を進め、後世へ観音文化を繋いでいきます。