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自殺予防対策

ページID:376922290

更新日:2026年8月7日

台東区の自殺死亡者数の推移

 日本の自殺死亡者数は、平成22年から減少に転じ、平成27年に2万5千人を下回りました。以降も減少が続いたものの、コロナ禍である令和2年には21,081人と再び増加に転じました。その後、令和6年まで2万人を上回る状況が続いていましたが、令和7年は19,024人と減少しました。しかし、2万人近くの方が自殺で亡くなっています。
 
 (図1)台東区の自殺死亡者数は、年によって増減はありますが、直近3年間は横ばいで推移しています。また、人口10万人あたりの自殺死亡者数を表す自殺死亡率は、過去10年間で全国や東京都と比較して常に高くなっています。


図1 台東区の自殺死亡者数および自殺死亡率の推移(H28-R7年)

(図2)男女別にみると、どの年代も男性の自殺死亡者数が多くなっています。また、多い順でみると男性は50代、30代、40代が多く、女性は20代、30代、50代が多くなっています。
60歳以上で見ると、男性の死亡者数は45人で、男性全体の約33%を占めています。
※データはいずれも厚生労働省「地域の自殺の基礎資料(平成28~令和7年 確定値)」より算出しています。


図2 男女別・年齢別に見た台東区の自殺死亡者数(R3-R7年)

(図3)職業別では有職の方、無職の方の割合は同数でした。
(図4)原因・動機を調べると、健康問題の割合が最も多く、経済・生活問題、勤務問題と続いています。

自殺は、健康・家庭・経済・生活上の悩みなど様々な要因が複雑に重なり合い、心理的に追い込まれた結果として起こるといわれています。死にたいと深く悩む一方で、「誰かに助けてほしい」という思いも抱えています。

自殺へと気持ちが傾いている人には、気分や感情、思考や意欲、身体に何らかの「抑うつのサイン」が現れます。周りの家族や友人・同僚のいつもと違う様子に気付いたら、「眠れていますか?」「最近元気がないように見えますが、何かありましたか?」など、体調のこと等を切り口に声をかけ、話を聴きましょう。

抑うつのサイン

〇気分や感情
・気分が落ち込む、涙もろくなる、不安感が強い
・気持ちが落ち着かない、イライラしたり怒りっぽくなる

〇思考や意欲
・やる気がおきない、仕事の能力が落ちる、注意力が低下している
・好きなことに興味がわかない

〇身体
・倦怠感がある
・眠れない、寝つきが悪い、夜間や早朝に目が覚める
・食欲がなくなり食べられない、体重が減る

もしも「死にたい」と打ち明けられたら・・・

(1)話を傾聴しましょう

相手の悩みに耳を傾けましょう。
「辛かったですね」「話してくれてありがとうございます」など、相手の言葉を共感的に、真剣な態度で受け止めることが大切です。沈黙が続いても話をせかさず、相手のペースに合わせてじっくり話を聴きましょう。正しいかどうか、良いか悪いかを判断したり、批判をしたりしないようにしましょう。真剣に話を聴いてもらえるという安心感が、悩みを打ち明けやすい環境を整えます。「死にたい」と打ち明けられても、話題をそらさずに聴きましょう。
本人を責めたり、叱咤激励したり、世間一般の常識の押し付けや意見・助言は避けましょう。「頑張れ」「命を大切にしてほしい」「逃げてはだめだ」などの言葉は、本人が気持ちを吐き出しづらくなったり、分かってもらえないと感じることがあるため、避けるようにしましょう。

(2)相談窓口に繋げましょう

話を聴いたあとはひとりで不安や心配事を抱え込まず、相談できる窓口があることを伝えましょう。可能であれば、相談窓口への連絡も支援できるといいでしょう。繋ぐ時は本人のことを第一に考え、できるだけ丁寧に行うようにしましょう。
また、精神科や心療内科に通院している方には、なるべく早く主治医に相談することを勧めましょう。
※下記の相談窓口を参照してください。

(3)見守りましょう

相談窓口などに繋いだあとも、「気にかけている」というメッセージを伝えましょう。見守りを感じて、安心感を得ることが大きな支えになることもあります。

相談窓口のご案内

(1)お住まいの地区を担当する保健師による相談

・台東保健所保健サービス課 ☎03-3847-9497
・浅草保健相談センター ☎03-3844-8172

・台東保健所保健予防課 ☎03-3847-9405
・浅草保健相談センター ☎03-3844-8172

(3)その他の相談窓口

・東京いのちの電話 ☎03-3264-4343
 ※24時間年中無休
・東京自殺防止センター ☎03-5286-9090
 ※年中無休、20:00~2:30(月曜日は22:30~、火曜日は17:00~)
・東京都夜間こころの電話相談 ☎03-5155-5028
 ※17:00~22:00(受付は21:30まで)
・東京都自殺相談ダイヤル~こころといのちのほっとライン~ ☎0570-087478
 ※年中無休、14:00~5:30
・よりそいホットライン ☎0120-279-338
 ※24時間年中無休

●子ども専用の相談窓口
・チャイルドライン ☎0120-99-7777
 ※18歳まで、16:00~21:00(12月29日~1月3日を除く)
・24時間子供SOSダイヤル ☎0120-0-78310
 ※24時間年中無休
▼こちらの動画もご参考になさってください!
政府広報オンライン「夏休みが終わってほしくないときに見る動画」
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://www.gov-online.go.jp/media/commercials/202607/video-313038.html(外部サイト)

●働く人の相談窓口
・こころの耳電話相談 ☎0120-565-455
 ※月曜日~金曜日は17:00~22:00(受付は21:50まで)、土曜日・日曜日は10:00~16:00(受付は15:50まで)
▼こちらのサイトもご参考になさってください!
働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://kokoro.mhlw.go.jp/soudan/(外部サイト)
※それ以外の相談窓口については、下記のリンクをご参照ください。

こころの健康チェック

上記リンク先をクリックして、最近2週間のあなたのこころと身体の様子をチェックしてみましょう。

台東区の自殺予防対策の取り組み

台東区では、区民のかけがえのないいのちを守るため、また、区の課題である中高年の健康・経済生活問題を抱えた方への支援として、次のような取り組みを行っています。

(1) 普及啓発活動

自殺予防啓発に関する展示 
 東京都自殺対策強化月間(9・3月)に台東保健所や台東区役所などで、自殺予防啓発に関する展示を行っています。

自殺予防啓発カードの配布

 相談窓口が記載されたカードを区役所や関係機関の窓口で配布しています。

・自殺予防啓発講演会の開催

 年一回、こころといのちに関する講演会を開催しています。
 広報紙、区公式X・LINE、区公式ホームページ(下記リンク)、チラシ(区施設の窓口配架)で周知しています。

(2) 人材育成

・ゲートキーパー養成講座出前講座

ゲートキーパーとは、死を考えるほど追い詰められている人に気付き、声をかけ、話を聴いて、必要な支援に繋げ、見守る人のことです。出張講座という形式で、保健所職員が出向いてお話をさせていただきます。詳細は下記リンクをご覧ください。

・心のサポーター養成研修

心のサポーターとは、メンタルヘルスや精神疾患への正しい知識と理解を持ち、家族や同僚など、身近な人に対する傾聴を中心とした支援者のことです。
年一回、開催しており、広報紙、区公式X・LINE、区公式ホームページ、チラシ(区施設の窓口配架)で周知しています。詳細は下記リンクをご覧ください。

(3) 自殺未遂者支援

医療機関や様々な関係機関と連携し、自殺未遂をされた方の相談に応じながら、再び自殺を図ることがないよう支援を行っています。

(4) ネットワーク強化

・自殺予防対策連絡協議会の実施

 区民のSOSに気づいたら、様々な関係機関が連携して対応し問題の解決に導けるよう、自殺予防対策連絡協議会を実施しています。

お問い合わせ

台東保健所 保健予防課精神保健担当

電話:03-3847-9405

ファクス:03-3847-9424

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