台東区障害者作品展「森の中の展覧会」を開催！表彰式を行いました

　台東区では、障害をお持ちの方々に、美術館に作品を展示する機会をとおして、芸術文化に携わる楽しさを知ってもらうことを目的として、令和4年3月3日（木曜日）から3月7日（月曜日）にかけて、上野の森美術館との共催で「台東区障害者作品展『森の中の展覧会』」を開催しました。
　会場には、台東区に在住・在学・在勤または区内の障害者施設・団体等を利用している障害をお持ちの方から出品された141点の作品を展示しました。
　展示された作品の中から、台東区長賞や上野の森美術館賞などの受賞作品を選定し、3月5日（土曜日）に、館内にて表彰式を行いました。

台東区では、障害の有無にかかわらず、誰もが文化・芸術を楽しめるよう「障害者アーツ事業」に取組んでいます。本展覧会の開催により、制作者の感性豊かな作品を鑑賞いただき、障害への理解を一層深める機会となれば幸いです。また今回の作品展示や受賞が、障害をお持ちの方々の創作活動の励みとなり、文化芸術活動をより発展させるきっかけとなることを期待いたします。

日常の中で、文化・芸術に携わり活動してゆくことは、自己の感性や知識を豊かにし、生活に潤いをもたらす貴重な時間の経過であると思います。素晴らしい発表の場を得ての今回の展覧会、見る者を感動させ、楽しませ、考えさせられた作品が多く集まっていました。更なる展開・活動を期待しています。

優秀賞　M.H　「 枝豆 」
優秀賞　嶋田　勝弘　「　指先のもよう　」
優秀賞　滝本　秋信　「 世界に苦しむ子供たち　」
佳作　　國岡　亜由美　「 とうもろこし 」
佳作　　ぐるーぷほおずき学齢部門　「 ぽっかぽか 」
佳作　　佐用　靖　「　終点ちば　」
佳作　　新橋　三枝子　「夜のレインボーブリッジ　」
佳作　　高原　英貴　「　「え」のつく言葉　」